2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

日本文化とデザイン1

日付
2017年05月31日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:中込 光輝

 

今回の講義は日本文化とデザインについて。
内田デザイン研究所の所長である長谷部先生による、手法やテクニックではなくデザインの概念についてでした。

長谷部先生はとてもあたたかくやらかい人柄ですが、1つひとつの言葉に芯が通っている印象を受けました。
濃く、深い講義の中でも特にはっとさせられたことは、

インテリアデザイナーは何をしているかー

時間をデザインしている。
 

同じ場所でも時間によって異なる。

とあるバーで、照明を暗くすることで売上は倍になったということもあったそうです。

バーに足を運ぶ人が求めるのは、1日の終わりにゆったりと過ごす時間。

四次元で考えることが大切ということでした。

 

それを聞いて思い当たる節がありました。

私は商品の企画をしており、扇風機をつくっています。

その中、扇風機ブランド“kamomefan”は2万円を超える価格で世界中に販売しています。「ふつうの扇風機より風がやわらかくて2万円です」と言ってもすぐには売れませんが、「寝苦しい夜のない、快適な夏が2万円で手に入ります」とていねいに説明すると、買ってもらえます。

時間というものを意識することで、得られる効果は大きく変わります。

 

モノづくりをする際、ついついサイズや形、機能面ばかりに意識が行きがちですが、時間という価値に軸足を置かないといけないなと痛感。

 

他にも、「愛の反対は無関心」とマザー・テレサの言葉の紹介に加え「夫婦がうまくいく秘訣は相手に関心を持つことだよ」いうマザー・テレサを超えるほどの具体性と実用的アドバイスまでいただきました。

 

最後は、「『知る』ことは『感じる』ことの半分も重要でなない。」というレーチェル・カーソンの言葉。

長谷部先生からも「『今日何か学んだ』というより『たくさん感じた』と言ってもらえた方が嬉しい」という締めくくりでした。

 

私だけでなくそこにいた受講生それぞれに感じるものがあり、講義後、お酒を交えて受講生同士での正解のない答え合わせはいつまでも続く。

 

ちなみに私は講義を受けながら、感じ、気づいたことがあり、新商品の企画を思いつきました。

 

いい映画を観た後、世の中が少し変わって見えるのと同じように、いい講義の後は、新たなことに興味や疑問が湧き、講義が終わったその後の日常生活からも、さらに学ぶことができます。

 

《STRAMD》

ローディング中