2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

WEB社会論

日付
2016年05月18日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:折坂 聡彦

ウェブ社会論の授業を終えて

ICTから人工知能へ
デジタルを取り巻くデザインのあり方
デザインを取り巻く世の中の変化
環境&生活をデザインする

上記の四つの大項目を中心に、世界の流れと講師である中川さんの分析を聞けるのがこの授業。

今後のIT技術とデザインの関わり方かたについて話をきく120分。

授業中に頻繁に登場するDieter Rams(ドイツ)のグッドデザインの10の原則は、
これはウェブデザインにあてはまるのか?
もし当てはまるならどのようなものになるか?
自分なりに考察してみたので、本ブログに記してみる。

いわれるまでもなく、ウェブデザインは頻繁に変わるので
画面のなかのいわゆるデザインだけでなく、
閲覧環境、デバイス、システムなどまでを含めてインターネット経由で
運ばれる情報を適切に人に伝えるデザイン環境として考察しないと
おそらく当てはまるデザインは存在しないだろう。

Dieter Ramsのグッドデザインの10の原則
良いデザインは革新的である。
良いデザインは製品を便利にする。
良いデザインは美しい。
良いデザインは製品を分かりやすくする。
良いデザインは慎み深い。
良いデザインは正直だ。
良いデザインは恒久的だ。
良いデザインは首尾一貫している。
良いデザインは環境に配慮する。
良いデザインは可能な限りデザインをしない。
wikipediaより

細かい議論は割愛し
上記をぱっと見た感じで思いついたのがiPhoneである。
画面を操作する概念、Siriの登場、説明書がなくても使用できる分かりやすさ
PCで閲覧していた頃の概念を綺麗に破壊しリプレイスしたなと感じる。

しかし、人間は貪欲でありニーズをいいだせばキリがない
画面の大きさ問題、入力の問題、などなどいくらでも要望はある。

デバイス単体の処理能力はクラウドや通信速度の改善でどうにでもなるので
今後は方向性としてI/Oデバイス、方式の進化がやってくると思う。
VRなどとの連携による仮想大画面や
音声認識がより緻密にコンテキストを解釈する時代がくるのはもう見えてきて
SFのように直接人体への入力もきっと出現するだろう。
(情報を処理しきれない気もするが。。。)

とにかく自分はそこに向かう流れのなかに
ビジネスチャンスを探しつつ、デザインに関わるものとして
いまからどんなアクションをとるべきか思考を巡らす日々である。

《STRAMD》

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