2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

WEB社会論

日付
2015年08月26日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学・駿河台キャンパス
受講生の感想

記:城戸 貴之

講義内容はweb社会の未来について。
これから更にテクノロジー社会になっていく上で
デジタルとデザイン、また日本の未来を
見据えての持論には頷くばかりでした。

講義は以下の内容でした。

【1】インターネットとは?
インターネットの歴史と普及について


常識が変わると仕組みが変わる。
この事で思考の順序も変わってくる。

【2】webを取り巻く環境の変化
接続、接触環境、インターフェースの変化について

時代の変化によってブラウザの見え方や

タブレットやスマホで出来ることが広がり

デジタルの多様化で情報価値の在り方が変わってきた。

【3】UX(ユーザー・エクスペリエンス)の解釈
消費行動とユーザー体験の関係
 
ネットを通してユーザーが幸せになる
体験パターンをここでは定義されている。

【4】これからのweb(デザイン)
狭義、広義の意味でのデザイン、WEBの広がり
 
IoTが当たり前の世界になっていく未来で
ユニバーサルデザインやグッドデザインが重要になってくる。

【5】ネットとデザインで変える地域社会
次世代のスタンダードをつくる

Last…web(デザイン)、ICTの発展の行く末は!?

中でも印象に残ったのは今後少子高齢化に伴って
どういう社会をつくって行くのかが課題であるということ。

将来的には先進国の中でも類がない程の高齢化社会になる
日本でよりよい社会にするにはテクノロジーを含め
サービスも将来に照準を合わせた施策を考えなければいけない。
中でも人口が都市に密集することによって地方の産業衰退が懸念されることで
グローカル思考の必要性がでてきており、webによって地域文化維持の必要性や

地方の産業を盛り上げることが重要になってくる。
しかもインターネットでネットワークをつくり
老人の生活を支えることも大切だ。

IoTで言うと象印の「i-pot」のように
日常の行動から相手の安否を知る事ができるシステムを
2050年までに様々なデバイスに適用する必要があるなと
感じました。
でないと来る超高齢化社会に対応することが難しいであろう。
人の職を奪ってしまうかもしれないAIの登場などで
未来の脅威に怯えつつも、webやテクノロジーだからこそ
人々の生活や社会をより良くすることができるのも確かである。

 
その上でこれからのwebデザインのポイントは
「世の中の仕組みや社会のデザインを意識できる思考」が
必要だというお考えには大変共感できました。
 

《STRAMD》

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