2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

知識デザイン論2

日付
2015年08月03日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学・駿河台キャンパス
受講生の感想

記:富田 直人

 

質的研究方法論 Qualitative Research Methodology

 

前回に引き続き、紺野先生によるデザイン思考を使った働き方の講義だった。

 

今回はイノベーションを起こす組織をどう作っていくのか?というまさに私が長い間課題にしていたテーマだ。

 

一般的に大企業では創業者がいないためイノベーションの仕方が分からない。

 

誰もわからないので教育もできず投資もできないとのこと。

 

ただ、GEをはじめとする先進的な会社は、既にイノベーションを起こす仕組みや組織をとりいれているとのこと

 

その学んだプロセスを簡単に整理してみる

 

質的研究方法論 
  エスノグラフィー(文化人類学にルーツ、観察・記述・仮説)
  GTA(grounded theory approach)(データ・変数(カテゴリー)・理論・実践)
  ナラティブ・ベースド・メディシン(対話・語り・治癒)

 

デザイン思考を使ったイノベーション
観察 → 表出化→ 連結化 →内面化
<暗黙知>observation  →洞察→ ideation  コンセプトprototyping  プロトタイプstorytelling <形式知>

大切なポイントをあげてみる
・予算を組むこと
・フィールドワーク(現場で観察をすること)
・平均的な調査ではなく、あえて極端な対象に調査する
・大目的(common good)を常に理解し、手段との間を行き来すること
・プロトタイプは完璧なものは必要ない・顧客思考から始める
・ターゲットは関係ない

どうやったら全社員が起業家精神を持って働けるのか?のヒントをもらえた。

デザイン思考をとりいれイノベーションの起きる組織に少しでも近づけたい。

紺野先生ありがとうございました。次回も楽しみにしています!!

 
 

《STRAMD》

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