2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

戦略経営デザイン論5

日付
2015年08月05日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:佐藤 大介

6期生の佐藤です。
 
今回の講義は
「深層心理的美意識」と「受け手発想」で戦略仮説を考えるというものでした。
 
ユーザー(消費者)がいつどのような状況で、
何を目的として、どういった行動に結びつくのか。
 
そういった消費者目線での考え方や行動を洗い出して、
サービスの機能や使いやすさに結びつけるという手法は
普段の業務でもあることだと思いますが、
それはわりと機能的な側面だけになってしまったり、
机上の空論に偏りがちなこともあります。
 
講義内で話された言葉、
 
「人は誰でも深層心理で美を見分ける力を持ち、
 美しいものや良いものを自然と手に選び取る力を持っている。」
 
たしかに・・・
 
人が街中を歩いているときの目の動き。
普段の生活で何気に手に取るもの。
多くの選択肢から何らかを選び出すとき。
 
人はなんら意識することなく
より良いもの、より美しいものを容易に選び取っているのかもしれません。
 
そういった、人の持つ深層心理的な美意識をうまく戦略立案に取り入れて、
モノや機能自体をより良くデザインすることの重要性と同様以上に、
それをいかに消費者目線で見たとき際立たせるかを
ドラマタイズする発想が今後さらに重要になるということだと理解しました。
 
イメージマーケティングを考えるうえで、
相手の気持ちに入り込むことがいかに重要か。
言葉では理解できるものの、
実際に取り組むとなるとなかなかに難しいものですよね。
 
サービスやもの自体のデザインだけ良くともダメですし、
マーケティング戦略だけ良くともダメ。
 
どちらもこれまで以上のレイヤーで包括的にデザインし、
競合相手を自然と脇役にしつつ自らを際立たせるという今回の講義について、
さらに踏み込んで意識してゆきたいと思います。
 
どうもありがとうございました! 
 

《STRAMD》

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