2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

戦略経営デザイン論8

日付
2015年11月04日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:富田 直人

今回の中西先生の授業では新しいアイデアを出すためのフレームワークや手法とINAXの事例を学んだ。
 
あなたはどこでアイデアを出しますか?という問いが先生からあった。
答えは 三上(枕上、鞍上、厠上)とのこと
私は商談帰りの電車の中や起きる寸前のベットの中とかが多い。
でもメモをしないとすぐに忘れてしまうので、メモはいつも持ち歩き枕元にノートを必ずおいている。
 
①睡眠発想法の効用
 眠っているときほど脳は働いている!赤ちゃんは22時間寝ている。2時間の経験を22時間で整理している
②ブレーンストーミングの効用
 ルールを無視して議論する。刺激、触発、既成概念の打破、羞恥心からの脱却
 
困った時にどの様にアイデアを出すのか?既成概念破壊手法についてもあった。
①主軸・主役ずらし バウハウスでは既成概念の破壊を促進。
②逆転発想 表と裏をひっくり返す。バックスキン、松屋の包装紙
③奇常識 当たり前の逆を行く JAL日付変更線変更記念、小岩井8色刷
④単位入れ替え 思考、推論の基準を変える ひまわりのたね 75Gに変えただけでバカ売れ
 
INAXの事例は驚きだった。
地方のタイルメーカーがトイレ事業でTOTOに立ち向かい短い期間で大きくシェアを伸ばすことができた。
海外商品取り扱いや、都心に度肝を抜くショールームを立てたり、公園をつくったりとブランドイメージを作っていった。
経営者の強い思いとそれを支えたPAOSの提案が大成功した事例だ
ドラマチックな企業作りをする考え方は共感できた。
 
 メイン(主役) サポート(次の時代の主役) センサー(先端的脇役)
インタレスト(刺激的に全他を目立させる脇役)と事業を整理する手法もやってみたいと思った。
 
この授業で学んだことは
イノベーションを起こすためにはフレームワークがあり、それを活用すること
そして何よりも経営者の不退転の決意が必要であることだ。
 
当社でも変革が起きる組織作りのプロジェクトを立ち上げた。
STRAMDで学んだことを社員にシェアするとともに実際に行動に移していこうと決意を持てた授業であった。
ありがとうございました。

《STRAMD》

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