2020.11.09
ニューノーマル時代に学ぶべきCI・戦略経営デザインの本質全3回特別集中講座オンライン(ウェビナー)のお知らせ
2018.01.10
《STRAMD》2018年度第9期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
2017.01.16
《STRAMD》2017年度第8期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
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《講義概要》 今回のテーマは「思考」。 事前に課された宿題に対する受講生の解答共有~正解発表/解説が中心。 金子先生はイノベーションをうむために、 「人と違って考える」「難しいことを考える」ことに挑戦することが有効(必要)というお考えで この課題を設けたとのことでした。 ※その他、前回講義「言葉」のフォローや、 京都・弘道館~茶道のお話、 松下電器産業(現パナソニック)創業地・野田阪神を訪ねたお話、 前回の東京オリンピックのロゴ等を題材とした美術史・経営史的なお話など 盛りだくさんでした。 《講義の様子》 もやもやしたまま講義にのぞんだ人が大半だった様子。 ●宿題1「変換の発見」の正解者は2名。 私自身の解答は、同じロジックで間違えている人が4名いた中の1つ。 ●宿題2「百丈野狐」 正解者は0名、近いところまで辿り着いた人が1名。 私の解答は、こちらも似たような誤解答が多い中の1つだった。 先生は多くの人が「正解できない」前提で 講義を構成されているご様子だった。 金子先生ご自身も宿題2については正解に辿り着くのに7年かかったという。 正解発表後に、伝えられたのは以下のこと。 1. メタ思考 突き放して考える 2.あえて情報を遮断、地頭思考 3.選難 難しいほうを選ぶ 4.ヒントは状況にある 5.気づくか、気づかないか 6.問いとこたえを行ったり来たりする 《所感》 私の場合、2問とも多くの人と同じ誤解答(=類型思考)をしており 先生の予測どおりの展開に見事はまった1人かと思う。 今、宿題をもう一度見ると 宿題1には「言葉で考えない」 宿題2には「言葉を超える」と書いてあって、 腑に落ちると同時に、自分のおバカさに衝撃をうけている。 もちろん、宿題に取り組んだとき目にはしているのだが… このヒントについてそもそも考えていなかったのでは? 難しいと思って、結局"いつもの自分の考え方"に逃げ出した。 宿題1は、 正解の解説をする際、先生は実際「1つの動作」で示しておられ、 図形や空間を認識するときに大人なら日常的にしてしまう、 「あること」の区別を取り払うと正解に辿り着くものだった。 宿題2は、国語のテストのように、 正解を文章の中から見つけようとしてしまうと まったく正解できない問題。 これがそもそも"禅問答"であること、 時を経て伝えられるうちに文章が締まるはずなのに、 文章がやけに長いといった状況に気づいたり、 物語の前段にひっぱられず、 引いてみる第3の目がないと正解できない。 今回の2つの不正解を通して、私は「類型思考」が何であるか、 自分はまさにそれ【しか】しかできないということがよく分かった。 類型思考を脱する=人と違って考えること、 言葉にするのは簡単でも、多くの人ができていないんだという事実、 それをどうやったら実現できるのか、 分解して教えてくださったように思う。 金子先生ありがとうございました。
《講義概要》
今回のテーマは「思考」。
事前に課された宿題に対する受講生の解答共有~正解発表/解説が中心。
金子先生はイノベーションをうむために、
「人と違って考える」「難しいことを考える」ことに挑戦することが有効(必要)というお考えで
この課題を設けたとのことでした。
※その他、前回講義「言葉」のフォローや、
京都・弘道館~茶道のお話、
松下電器産業(現パナソニック)創業地・野田阪神を訪ねたお話、
前回の東京オリンピックのロゴ等を題材とした美術史・経営史的なお話など
盛りだくさんでした。
《講義の様子》
もやもやしたまま講義にのぞんだ人が大半だった様子。
●宿題1「変換の発見」の正解者は2名。
私自身の解答は、同じロジックで間違えている人が4名いた中の1つ。
●宿題2「百丈野狐」
正解者は0名、近いところまで辿り着いた人が1名。
私の解答は、こちらも似たような誤解答が多い中の1つだった。
先生は多くの人が「正解できない」前提で
講義を構成されているご様子だった。
金子先生ご自身も宿題2については正解に辿り着くのに7年かかったという。
正解発表後に、伝えられたのは以下のこと。
1. メタ思考 突き放して考える
2.あえて情報を遮断、地頭思考
3.選難 難しいほうを選ぶ
4.ヒントは状況にある
5.気づくか、気づかないか
6.問いとこたえを行ったり来たりする
《所感》
私の場合、2問とも多くの人と同じ誤解答(=類型思考)をしており
先生の予測どおりの展開に見事はまった1人かと思う。
今、宿題をもう一度見ると
宿題1には「言葉で考えない」
宿題2には「言葉を超える」と書いてあって、
腑に落ちると同時に、自分のおバカさに衝撃をうけている。
もちろん、宿題に取り組んだとき目にはしているのだが…
このヒントについてそもそも考えていなかったのでは?
難しいと思って、結局"いつもの自分の考え方"に逃げ出した。
宿題1は、
正解の解説をする際、先生は実際「1つの動作」で示しておられ、
図形や空間を認識するときに大人なら日常的にしてしまう、
「あること」の区別を取り払うと正解に辿り着くものだった。
宿題2は、国語のテストのように、
正解を文章の中から見つけようとしてしまうと
まったく正解できない問題。
これがそもそも"禅問答"であること、
時を経て伝えられるうちに文章が締まるはずなのに、
文章がやけに長いといった状況に気づいたり、
物語の前段にひっぱられず、
引いてみる第3の目がないと正解できない。
今回の2つの不正解を通して、私は「類型思考」が何であるか、
自分はまさにそれ【しか】しかできないということがよく分かった。
類型思考を脱する=人と違って考えること、
言葉にするのは簡単でも、多くの人ができていないんだという事実、
それをどうやったら実現できるのか、
分解して教えてくださったように思う。
金子先生ありがとうございました。