2014年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2014年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

エモーショナルビジネスデザイン論1

日付
2014年08月27日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:安部 敏

記:安部敏@STRAMD5期生

「エモーショナル・ビジネスデザイン論」と聞いて、どんな内容のクラスだろうかと思っていたら、それは「感情的価値(感動・共感)をコアに成長力のあるビジネスを創造する戦略」というものだった。

感情的価値というと一見捉えどころのないようで、モワッとした感じなのかと思いきや、多くの事例を交えながら非常に分かりやすく整理されており、理解・納得しやすくてワクワクする楽しいクラスだった。

モノからコトへ。競争上の差別化要因が、機能・性能から体験・文化へと変わってきた現代において、顧客が満足する経験をいかに提供できるかが、競争優位のカギとなってくる。

その具体的な事例として、アマゾン「キンドル」が顧客にいかに便利かという点に徹底的にフォーカスして、そこから全体をデザインしていったかという話や、スターバックスがいかに顧客と社会をインスパイアーできたかを重視しているかといった話などとても興味深い話も聞くことができた。

ただし、その優位性も技術革新が早く、他業界からの参入も当たり前となりつつある現代においては、持続的ではなく、一時的なものだとの認識を持ち、撤退戦略や自己否定をできることがこれからの経営では大事な考え方になってくるとの話もとても印象的だった。

エモーショナル・ビジネスデザインにはフレームワークがあり、それは「ユニークな感情的価値」を中心に「理念」、「ビジネスモデル」、「イノベーションリーダーシップ」のトライアングルで表現できるもので、ここでも具体的事例を基に分かりやすく説明されていた。

この3つのトライアングルから今回は「理念」を取り上げ、理念とそれを取り巻く目的・存在意義「MISSON」、将来なりたい姿「VISION」、行動「行動規範・価値観」の関係性と意味を理解することができた。

エモーショナル・ビジネスデザインで僕が最も惹かれたのは、これが差別化が難しい現代における差別化戦略になりえることや、顧客との関係が強まり顧客維持率が高められることはもちろんだが、むしろこれにより社員のモチベーションが高められるということだった。

周りを見渡してもイマイチ自社のビジネスへのコミットメントが弱い人が多いように思うので、ぜひこのエモーショナル・ビジネスデザインの考え方を取り入れたビジネスを実践していきたいです。次回のクラスが待ち遠しく楽しみでなりません。

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

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