2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

美的感覚練成論2

日付
2013年09月26日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:村田 恵枝

記:村田恵枝/STRAMD 4期

■■素の自分の頭で考え抜く■■

金子先のが出される問題は『素の自分の頭』を使っている。あたまのどこの部分かというと、私の場合いつも使っていない部分。
今回の宿題である禅問答(禅僧が悟りを開くために行う問答)はかなりの時間を割いて調べて考えたけれど、結局わからずじまいで講義を迎えた。講義で答えを知っても心で理解できていないというか腑に落ちないというか、モヤモヤがぬぐい去れない。想像力がないのか自分の体験と答えがリンクしないと、私の場合理解した状態にはならないらしい。



■■ヒントは状況にある 手掛かりは現場にある■■

状況と現場は情報を持っている。←金子先生のお言葉
情報は行き先を持っている。で、行き先に無理やり辿りついた(とうか連行された感じ)は良いがここどこ状態。なぜか? 情報と情報をつなぐ柔らかい部分(感性のようなもの?)が足りていからではないかと思う。
知性とは感性の集合体で、感性が大きくなれば伴って知性も押し広げられると私は考えていて、そうすると知性の塊のような禅問答を解くには感性を磨くしかないのだろう。

以上、わからないことが悔しいので分析してみました。


社会に出るまでの学校の勉強はたいてい答えがあったし、今ならちょっとググれば簡単に、しかも親切に画像付きで教えてくれる。9月半ばにはyahooが「さわれる検索」サービスを公開しました。環境のせいにしちゃいけないけど、素の自分の頭で考え抜くって実はむずかしい。

第一回目の宿題、「茶碗の銘」も今回と同様、消化できていなかったけれどこちらはすっきりしました。
なんでだろう?って考えていると、アンテナが立ってあちこちから情報が流入して、感性がそれらをつなぎ合わせたんだろうと思う。
STRAMDの講義は難しい、自分に理解できないのではないかという不安を当初から持っていて、理解できないのは仕方ないにしても最低限わかったふりをするのは止めようと考えていました。理解できたつもりでいたら、今回のことも流して考えていなかっただろうし、何が不足なのかもわからずじまいでした。



■■やらないのは難しいから■■

他人とちがうことをしよう。金子先生がおっしゃった、私の好きな言葉です。
他人と違うことをするのは難しい。でも考えて考えて考えれば、他人とちがうことが、たぶんできるのだろう。

芸人のバカリズムは、思いつくまで考えるのを止めない。答えがでないのは止めるからだと言っていた。
その結果のネタがアレ。好き嫌いはあるだろうが(私は好き)、他の芸人とは毛色がまったく違う。
バカリズム、かっこいいな。


■■腹に落ちたことは自分の言葉になって出てくる■■

ブログをアップするまで時間がかかってしまいました。
時間がなかったわけではなく、アウトプットするためには、繰り返しになりますが”腹落ち”する時間が必要だったから。
残念ながら結局できないままブログを書いているわけです。
金子先生の講義はその前後も講義のうちで、上記の禅問答が腹落ちするまでずっと続くんだろうと感じました。

《STRAMD》

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