2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

知識経営論3

日付
2013年07月23日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:平部 利雄

今回は、前回のデザイン思考のレビューの復習から始まり、
1ヵ月半ぶりに頭の中が紺野先生ワールドへと導かれていく・・・

復習が終わり、今回の議題となる、

質的研究方法論へと・・・

エスノグラフィー・GTA・ナラティブ メディスンを軸に講義が進み、
今時代が求めている観察方法のお話をしていただいた。

講義中、自分の中で強く残った言葉が、
「直感的な推論」というフレーズであった。。
「直感的」そう最近、自分が人と話す時、仕事で何かを選択する時、
”直感的アイディア”の現れ方を実感する事がしばしばある。
STRAMDに通うようになり、多岐に渡るセンス良いアプローチを講師の方々から吸収している間に、
今までのデータベースからの発想ではなく、
”イメージ”に近い何かがパッと頭に浮かび上がる事がしばしばあり、
それが、駄作なアイディアな場合も数多くあるが、
今までの自分の幅ではない発想が出てきたりもする。

この「直感的な推論」こそが、自分の足りない部分であり、幅を広げたい部分でもある。
人は何かを選択するとき、そこに直感力が働いており、それが自分のナレッジ的部分の表出でもあり、
自分が養ってきたセンスの表出でもある。
その直感的な推論のリソースとなるナレッジ等を学べる場がSTRAMDであると実感してきている。

紺野先生の講義はロジカルな進行内容の中に「人間中心的アプローチ」や「リアルなフィールドを持つ」
など、システマティカルに考えれない部分の切り口も非常に多いので、縦に強い考えだけでなく、
横に伸びる示唆も多く含んで講義されていく。
その縦と横のバランスこそが「直感的な推論」のリソースとなっていくのだと感じた。

そして、チームでプロトタイピングエクササイズに入り、
まさに状況を踏まえて、直感的な推論をもとに、コトが良くなるような
アイディア出しを求められたが、尽く無惨なアイディアしか出せない自分がいた・・・
痛感したこととして、自分の余分な判断(自分が今まで経験してきた判断基準)を停止させ、
一度あるがままの情報を受け止めれるように、思考を運用できなければ、ダイレクトな観察ができないと痛感した。

ダイレクトに観察でき、一つの方向ではない面からアプローチができるようになりたいと心に誓い、
紺野先生の講義内容を眺めている次第である・・・

《STRAMD》

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