2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

エモーショナルビジネスデザイン論1

日付
2013年07月18日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:斎籐 陽介

記:STRAMD4期 斎藤陽介

「これからは物の価値だけでは売れない」これはSTRAMDに入学する前に感じていた思い。
企業と消費者との接点・コミュニケーションをどのように作り上げていくのか、
また物の価値だけでは終わらない消費者がわくわくするような価値をどう作るのか、
そのようなことに興味があってSTRAMDの門をたたいた。

そうした興味は思い起こせば自分の経験からくるものかもしれない。
例えば、普段自分自身が洋服を買う時に考えることは、ただ安くて品質の良いものということだけでなく、
顔なじみの店員がいるか、店員との会話は楽しめるか、店舗の立地(近くにゆっくり寛げる場所があるか、
店舗の雰囲気(ゴミゴミしていないか)等、様々だ。店員が押し売り的な姿勢をとった瞬間に、その店で
買う気持ちは一切なくなる。

また自分が食事をするときも同様で、何となく味が容易に想像でき、店員の接客がいかにもマニュアル化された
場所(例えばチェーン店)に行くのは気が乗らない。新しい味を発見したり、人生相談に乗ってくれるような店のマスター
がいたり、流れている音楽が最高であったり、自分がいかに「心地よく」美味しい料理が食べられるかが重要だ。
そしてコーヒを買うときには、できる限りスタバかタリーズ。

振り返ると商品そのものの価値だけで、商品を買うケースはあまりない。

エモーショナルビジネスデザイン論の冒頭は、「心を動かす価値」とは何かということの考察。
授業開始早々から、私の知的好奇心を刺激してくれた。

今回の授業の中印象に残ったことの一つは、「消費者視点でイノベーションを起こすこと」に徹することが重要であること。
従来のような、商品の機能的価値を高めていくことで生まれるイノベーションはもはや時代遅れ。
その商品を使う消費者立場にたち、消費者行動を予測し、気持ちを想像する。生活者の心を動かす価値を持たない商品は他の多くの商品と差別化することができずに埋もれていく。供給者側の立場に立てば、価値創造のハードルが高く、なおかつ頻繁に新たな価値を創造しないと、すぐに消費者が飽きて、離れてしまうという何とも困難な時代である一方、消費者のツボにはまれば
アップルやユニクロのように急激な成長を遂げることができる。なんだか博打のような世界。

今後企業が生き残っていくためには何が必要なのか。そのヒントが今回の授業の中に散りばめられていた。
消費者は商品そのものではなく、それがもたらす経験の価値や、「よさそう」とか「かっこいい」とか消費者がはっとするような感情的価値といった価値基準で企業の成功事例を検証したことは非常に面白かった。

エモーショナルビジネスデザイン論は残り2回であるが、最終回までに、自分なりのビジネスプランを持つことが目標。

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

ローディング中