2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

知識経営論1

日付
2013年05月28日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:寺尾 准

2013年5月28日 カテゴリー:知識経営論

記:四期生 / 寺尾 准


デザインの仕事に就いて4年。
最初の頃は、ただただいいモノをつくりたくてがむしゃらにやってきましたが、デザイン業界の「内輪感」や、ひとつのモノをつくるのにも、細分化されすぎた行程や固定化され融通の利かなくなった仕組みやしきたりに阻まれて、いいアイデアやいい素材はあってもなかなかシンプルに調理できない現状に、最近はずっとモヤモヤ…ともどかしさを感じていました。

そんな中受けた今回の紺野先生の初めての授業。

“Open innovation”
“Experience design”

数々のキーワードはとても新鮮で、はっ!とさせられることばかり。しかし、それでいてなぜか不思議とフィットする、腑に落ちる感覚。

走り出したペンが止まらないほど面白く興味深い内容ばかりでしたが、その中から特に印象に残った2つのキーワードについて思ったことを書いてみます。


「デザイン思考」 - 要素の関係性の発見と形成の方法論 -
→「デザイン」とは、必ずしも何かを「モノ」として最終的にアウトプットすることではなく、何らかの目的を実現したり、感覚の変化が求める新しい価値を生み出すための「ツール」なのだろうと再認識することができました。

Open innovation - コラボレーションとプロトタイピングの場 -
→様々なバックグラウンドを持った人々が集まって恊働する環境や感覚はなかなかまだ日本にはないものなのかも知れませんが、異なる分野の知識や技術・人材が、既存の垣根を越えて有機的に結合することによって、もっともっと自由でおもしろい時代をつくって行けるのではないかと考えると、何だかワクワクしてしまいます。
きっとその結合のためのHUBとなるのが「デザイン」であり「デザイニスト」なのではないでしょうか…。


そんな愉しい時代をつくっていく「デザイニスト」目指して、これからもたくさんのことを吸収しながら真摯に学んでいきたいと思います。

《STRAMD》

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