2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ファッションと社会

日付
2013年05月23日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:大塚 芽生

2013年5月23日 カテゴリー:ファッションと社会

記:四期生/大塚 芽生

「世の中にないものはつくる」
 中学生の頃に「安くてかわいい服がない」と始めた洋服作りに始まり、今はファッション業界を牽引されている横森先生のイメージはパワフル。
そして、かっこいいながらもかわいらしい、憧れの存在だった。
 今回の講義で新たに知った「自分が役に立てることはないか」「どのような立場の人にもおしゃれを楽しんでほしい」
と常にフラットで冷静な視点を持ち、誠実で真摯にものづくりをされている姿勢には感銘を受け、更に刺激的な存在になった。

 例えば、先生は介護の現場で働く方のユニフォームに初めてジャケットを導入した。
それは、人生の先輩として介護サービスを受けられる方に「尊敬の念をもって接する」ことができるのではないかというアイデアから生まれた。

 また、自ら店頭に立ちお客様にアドバイスもしてきた。
「大人もかわいいものを着てもいいんだよ」と大人の女性の背中をポンと一押し。
そこで「着る人を選ばないデザイン」を心掛けながら、自分がデザインしたものを購入してくれる方との間に生まれる「共感のやり取り」
に喜びを見いだす。

 講義中、「おしゃれは誰でもできるものだけど、そこに自分の意志があるかどうか」という言葉にはドキッとさせられた。
 私が子供の頃、母は家族にセーターを編み、ワンピースのデザインから縫製、真っ白なスニーカーを綺麗に染めてオリジナルの靴にリメイクまでしてくれて、おしゃれの喜びを教えてくれた。
おかげで、小学生の頃からファッション誌の海外スナップをスクラップし、高校生の頃には少ない手持ちの服に変化をつける為、手芸屋を何件もまわり買い求めた毛糸でマフラーを編み、褒められると喜び、手作りの楽しさも覚えた。
 ところが、最近は「これを着たい」ではなく「これを着ていれば安心」になってきているかも・・・と思っていた矢先にこの言葉である。

 「人は見かけ」なのは充分承知している。
 どんな風に自分を魅せたいか。周囲の人との関係や映画、本や音楽に影響を受けて、これからなりたい自分はどんどん変わっていくと思う。
 「自分はいくらでも演出できる」この言葉を胸に、理想の自分に近づくために外見と内面を両方磨き、「今が一番楽しい」と先生みたいにいくつになっても言えるような素敵な女性を目指したいと心から思った授業だった。


デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

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