2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ワイン&マナー

日付
2010年05月29日 19:00~
場所
東京ミッドタウン
概要
ワインのマナーとおもてなしを身につけて
受講生の感想

記:若林 正

第13回 記:若林 正

今日は研究交流ミーティングの第二回目に当たる「ワイン&マナー」の特別講座の日だ。STRAMDの大きな特徴でもあるこの講座は毎回スペシャルなゲストを招いて通常の講義では得られない特別なものとなっている。
「ワイン&マナー」となると堅苦しいものだと感じるが実際は基本的な部分を押さえてさえいれば何ら問題は無く会話を広げる役目を大いに果たしてくれるすばらしいものなのだ。実際に、白2種、赤1種をテイスティングしながらの講義となった。

ワインを選ぶポイントの一つはブドウの品種で、何と驚きの1万種はあるそうだ、しかし日本で通常目に出来るのはその内の50種程度となると、知らない事がまだまだあり、何と奥くが深いものなのだろうと感じた。
又、生産国に関しても重要で、しいてはその作り手の思想迄をも理解した上で楽しむと言う事だ。

仕事仲間たちとのホームパーティーを行ったときの事を思い出した。思い思いの手土産を持ち寄ったのだがその中にワインを1本持参したY氏がいた。彼はこのワインにまつわる思い出をとくとくと語って聞かせてくれた、なぜそのビンテージ(収穫年でこれも大事なポイント)で、なぜその品種にしたか、淡い青春時代を回想しながら・・・。
すでに皆、飲み始めていたので、少し意地悪な気持ちで、そこまで熱い思い入れがあるなら、ここにある980円のテーブルワインと簡単に区別がつけられるはずとなり、目隠しをしてのテイスティングとなった。
結果、Y氏は見事にわれわれの期待に答えてくれた。
何と選んだのはテーブルワインの方だったのだ、これはその味が実は好みに合ったと言う事なのだろう。

ワインは1本、(グラス1杯)でも様々な物語を創り出してくれる、そしてそこからさらに会話の輪が広がっていく、そんな力を持った飲み物は他には無いと思う。
そしてそれを文化としてとらえ、さらに探求してみたくなる、興味を持つ事、やはりこれもSTRAMDなのだ。

《STRAMD》

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