2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

美的感覚錬成論6

日付
2010年12月21日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
思考:言葉を超える・創造を生む思考術・禅の方法論
受講生の感想

記:野田 泰平

美的感覚練成論(6) 金子英之先生

第60回 記:野田泰平



オープニング


NHKスペシャル

「リーマン予想 
 
 ~ 素数の魔力に囚われた人々 ~」



■美的感覚錬成論の過去の講義テーマ


・美の基準 ~ 黄金比について ~

・名画 ~ 世界の名画 ~

・英字 ~ 西洋文化のプラットフォーム ~

・漢字 ~ 東洋文化のプラットフォーム ~

・言葉 ~ 世界一の言葉 ~



今回の講義テーマは

・思考 ~ 言葉を超えた思考はあるか ~



≪ 脳は安全志向 ≫

全く違うことを考えるには
通常ではない思考をしなくてはならない。
 
 ⇒ 脳は安住しがち。


WANOVATION(ワノベーション)も固定概念を壊す必要がある。

ただし、固定概念はなかなか壊せない。。。



なので、そのための金子先生からのアドバイス!!


~選ぶ道があれば難しい方を選ぶように心がける


 ⇒ 撰難 



~そしてどのように難問にアプローチするか

2つのアドバイス


□ひとつ、


「逃げない」

考えて、考えて、さらに考えて、考え抜く。

教えて君にならないで、

ビジネスで答えを聞ける時などない!


□ふたつ


どういうアプローチ方法があるか複数考える。

問いと仮説を行ったり来たり、

答えを決め打ちしないで可能性を広げてみる。



 「 総括 」 


野狐禅 = 禅をわかった気でいること

講義内でミロのビーナスは本当に傑作か?という質問を投げかけられた。

「えっ?違うの?」と思ってしまった。

疑ったことがないし、なぜに傑作かと考えたことがなく、ただただそう思い込んでいた。

金子先生は考えて、考えて、考え抜く。安易に答えを知りたがるなと教えてくれました。

まさにその通り。

内田先生の講義で「日本人は観察の文化」と学び

北斎のように波を見る目も観察の目と知りました。

本日の宿題でありました禅の公案「百丈野狐」はいまだに解けません。

でも「あ゛っ」と言えるように考え続けます。



最近ではなんでも答えを聞きたがる「教えてクン」が増えたといわれる。


・THINK CREATIVE

・誰も考えない発想

・INOVATION


STRAMDで学んだ気になって野狐禅にならないようにこの学びを活かしていきたい。

記:野田泰平





《STRAMD》

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