2020.11.09
ニューノーマル時代に学ぶべきCI・戦略経営デザインの本質全3回特別集中講座オンライン(ウェビナー)のお知らせ
2018.01.10
《STRAMD》2018年度第9期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
2017.01.16
《STRAMD》2017年度第8期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
Copyright © 2010-2025《STRAMD》
第55回 記:志水 あい 今回のテーマは「本質をいかに捉えるか」でした。 「本質を捉える」とは、本質を見極めて進むべき方向性、つまりVISIONを見出すこと。 「VISIONから戦略的なイノベーションが起こり(起こし)、結果としてブランドへと発展していく」という流れの根本にあるのが物事の本質であり、それを的確に捉える重要性と捉え方をご教示いただきました。 ●本質を捉えるポイント ・先入観を持たない ・常に目的志向、問題解決志向であたる ・事実を明らかにする、事実に立脚する ・全体像をつかむ ・他者の視線で見る ・自ら経験する ・時間軸で捉える ・アナロジーやメタファーで考える 本質を捉えるために必要な能力は、“分析力”“仮説力”“気づき力”。 “気づき力”と聞き、「直感ならある!」と思ったのですが、すぐさま“気づき力”と“直感”とは異なると説明がありました。 「どういうことだろう?」と思っていたら、後のスライドに“直観”という記述。こちらを見て、感覚で捉える“直感”ではなく、物事を直接的に認識する意味の“直観”が、イコールではないにせよ“気づき力”に近いものと、私は解釈しました。 その後、オイシックスや旭山動物園の事例をもとに、グループディスカッションを実施。何を本質と捉えるか、成功するVISIONとは何かを教えていただきました。 印象に残ったのは動物園の本質です。動物を見るだけの場所ではなく、動物を通して命の輝きや地球の大切さを伝える場所。これを的確に形にしているところが旭山動物園の魅力であり、人の心を動かすメッセージになっています。 動物を見るだけの動物園のように、何の疑いもせず当たり前だと思って受け入れているものはたくさんあり、うまく機能しない理由を探るケースは稀です。“バランスのよい食事”という表現もそのひとつで、いろいろなところで見聞きするにもかかわらず食生活がよい方向へ向かわないのは、本質を捉えきれていない形で使われているのが原因かもしれません。目前の健康のためだけではない、もっと奥にある本質。それを探るのが私の当面の課題になりそうです。まずは、“直観”を養うために、中西先生に教えていただいた“欲識”や“胆識”を意識して“知識”をそのままにしないように日々過ごしていこうと思います。
第55回 記:志水 あい
今回のテーマは「本質をいかに捉えるか」でした。
「本質を捉える」とは、本質を見極めて進むべき方向性、つまりVISIONを見出すこと。
「VISIONから戦略的なイノベーションが起こり(起こし)、結果としてブランドへと発展していく」という流れの根本にあるのが物事の本質であり、それを的確に捉える重要性と捉え方をご教示いただきました。
●本質を捉えるポイント
・先入観を持たない
・常に目的志向、問題解決志向であたる
・事実を明らかにする、事実に立脚する
・全体像をつかむ
・他者の視線で見る
・自ら経験する
・時間軸で捉える
・アナロジーやメタファーで考える
本質を捉えるために必要な能力は、“分析力”“仮説力”“気づき力”。
“気づき力”と聞き、「直感ならある!」と思ったのですが、すぐさま“気づき力”と“直感”とは異なると説明がありました。
「どういうことだろう?」と思っていたら、後のスライドに“直観”という記述。こちらを見て、感覚で捉える“直感”ではなく、物事を直接的に認識する意味の“直観”が、イコールではないにせよ“気づき力”に近いものと、私は解釈しました。
その後、オイシックスや旭山動物園の事例をもとに、グループディスカッションを実施。何を本質と捉えるか、成功するVISIONとは何かを教えていただきました。
印象に残ったのは動物園の本質です。動物を見るだけの場所ではなく、動物を通して命の輝きや地球の大切さを伝える場所。これを的確に形にしているところが旭山動物園の魅力であり、人の心を動かすメッセージになっています。
動物を見るだけの動物園のように、何の疑いもせず当たり前だと思って受け入れているものはたくさんあり、うまく機能しない理由を探るケースは稀です。“バランスのよい食事”という表現もそのひとつで、いろいろなところで見聞きするにもかかわらず食生活がよい方向へ向かわないのは、本質を捉えきれていない形で使われているのが原因かもしれません。目前の健康のためだけではない、もっと奥にある本質。それを探るのが私の当面の課題になりそうです。まずは、“直観”を養うために、中西先生に教えていただいた“欲識”や“胆識”を意識して“知識”をそのままにしないように日々過ごしていこうと思います。