2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

討論会

日付
2010年11月30日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
「WANOVATION」をどのようにとらえるか
受講生の感想

記:神里 僚子

第54回  【WANOVATION】戦略の組み立て方について
記:神里僚子

2009年4月にスタートしたSTRAMDも、残すところ10回を切り、
いよいよ終盤が近づくにつれて、授業の内容も大きなまとめに
近づいてきている気がします。
今回の授業は2本立てで、まず前半は
中西先生が17年前にベネッセ社内で講演された映像を見ていきました。
当時(1993年)の日本の状況をふまえ、すでに中国の経済発展は著しく、
日本が今後の方向性として考えうるのは、経済だけでなく文化的発展も必要だと
強くお話いただいてることは、今でもほとんど変わりません。
特筆すべきは1980年にPAOSが提案した「国際化・情報化・文化化」を
3つの企業指針とし、これを軸とした事業戦略を展開、ベネッセは
岡山の1企業からオンリーワン企業となりました。
そして今でも独自の路線を歩み続けています。
中西先生からは、このように独自化に成功し、成功しつづけている
ベネッセの例を参考に【WANOVATION】の組み立てを考えてほしい、と
アドバイスをいただきました。

後半は「これからの日本はどこへ向かうべきなのか」を、
STRAMDの3大スター先生(中西先生、金子先生、河野先生)と受講生が
サシで話し合う時間です。
「自分を知る」ために、「日本の強み、よさ」について
みんなでいくつかキーワードを出し合いました。

●単一民族のため、コンセンサスが取りやすい(1つのビジョンに向かい団結しやすい)
●礼儀正しい
●インフラが整っている
●長寿
●安全(治安がよい)
●性善説
●自然の美しさ
●平均的教育水準の高さ
●外来のものを受け入れ、自分のものにしていく包容力が大きい
●新しいものと古いものをうまく共存させている
●繊細、きめ細かい
●几帳面

このような日本の持つ強みから【WANOVATION】を考えていくように、
という貴重なアドバイスをいただきました。


余談ですが、実は後半はじめに、野田さんから「日本のこれから」について
ヒントとなるような話をいくつか振っていただいたのですが、大きな命題のため
正直なところ私自身が「何を、どこから」考えていいかわからない状況にあり、
うまく話を盛り上げることができず申し訳ない思いをしましたが、
講義終了後、最初に中西先生から教えていただいたことを思い出しました。

「STRAMD Prospectus10 応用編(抜粋)」
1. ビジネスをデザインする前に「自分自身をデザイン」する
新しい時代の日本人(or 世界人)を想定していくことが重要

つまり、大きな命題としての【WANOVATION】を考える前に、
まずは自分が世界においてどうあるべきかから考え、
これからの時代、新しい時代の日本人を描いていく。
その先に理念があり、やるべき【WANOVATION】が
おのずと導きだせるのではないでしょうか。

これを授業中に議題として提案できなかったのが悔しいところですが、
ぜひみなさんで話し合う機会を持ちたいと考えています。


デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

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