2020.11.09
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第46回 戦略経営デザイン論 (14) 記:野田泰平
第46回 戦略経営デザイン論 (14) 記:野田泰平
第二回グループワークのテーマが発表されました。
~
そのテーマとは
「WANOVATION ワノベーション」
日本のものを活かして産業化していくこと。
~
今週末から東京デザイナーズウィークがスタートする、
そのなかでクールジャパンというイベントがある。
「WANOVATION ワノベーション」のテーマに近い内容だ。
もうチケットは完売しているけど、興味がある方はWEBで!
動画配信もされるみたい。
それにしても
「WANOVATION ワノベーション」とはなんて面白い言葉だ。
この発表を聞いてからは、毎日のようにこの話をしている。
ちなみに検索してみると、検索結果が5つほどしか上がってこない。
新しさと可能性に満ちている言葉だ。
さっそくグループ分けも行われ4つのチームに分かれた。
ちなみにわたしはBチーム。
Bチームの皆さん、よろしくお願いします。
課題の取り組み方1 ■最初に大きな枠組みで考える。
~
経済を動かすのに、モノづくりなど小さく抽象的なものではなく
マクロ的に考えることが大切。
課題の取り組み方2 ■次に大きな枠組みを実現可能な状態に分解する。
~
マクロ的に大きくした考えを現実に実現させるための枠組みを考える。
それはより具体的に、よりリアルに考えることが大切。
発表の当日だったが、具体的な話はここまで。
今後詳しい内容が明らかになってくることでしょう。
まずは各自で「WANOVATION ワノベーション」
この言葉の意味を考えるように。そんなところだろうか。
さて、本題の講義の内容を報告します。
■企業が永遠であるためには
○信条を持て
○信条を守り抜け
○それ以外はすべて変えてしまう勇気を持て
~
⇒変えてはいけないものと、変えていいものを理解する重要性。
■Good design is good business.
~
⇒好きか嫌いかではなく、良いか悪いかの二軸で考えるように
いいデザインがいいビジネスモデルを作り出す。
■人が人格を持つように企業も格があるのでは?企業格?
~
人格を育成するように、企業の格を育成する。
⇒人格者がするように企業もそうすべき。
例えば、
・嘘をつかない
・困った人を助ける
・格好に気を付ける
などなど
■時代変化によるビジネスの変化
~
○Product Oriented 時代
・作れば売れる
= Product out ⇒ 過飽和
・並べていれば売れる
○Product Oriented 時代 ⇒ Marketing Oriented 時代
Marketing Oriented の例
「ステーキを売るな、Sizzleを売れ。」
Marketing Oriented
・品質差別化~~~ ⇒ 識別できる品質の限界
・価格の差別化 ⇒ コストダウン努力の限界
↓ ↓
・イメージの差別化
○Image Oriented 時代
~
・商品レベルの差別化
⇒品揃えの差別化
⇒ライフサイクルの短命化
・企業レベルの差別化 ⇒ Corporate Identity 戦略
・基幹ブランドの差別化 ⇒ Bland Identity 戦略
■一流企業とは何か
~
≪量的価値ナンバーワン企業≫
生産機関 経済機関
+
環境機関 人間機関 文化機関
≪存在価値ナンバーワン企業≫
■市場のメカニズム ⇒ 社会のメカニズム
~
親しきものに重きを置いて判断する状況をいかに創るか
■PAOSの取り組みの変化
~
○デザインと標準化
↓
○企業理念、経営方針の再構築
↓
○意識改革と体質改革
↓
○新事業開発、企業指針の策定
↓
○企業存立戦略
~
以上となります。
中西先生ありがとうございました。
第二回のグループワークは公開発表の場が与えられるそうで
(もちろんでき次第でしょうが。。。)
何かSTRAMDらしさ、STRAMDってこういうものなんだ的なモノを
発表したいと思います。。
野田泰平