2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

戦略経営デザイン論9

日付
2010年07月13日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
グループ研究テーマ「百貨店は再生なるか」 事例研究:松屋銀座
受講生の感想

記:管理者

第27回

 「戦略経営デザイン論」に関するQ&A、講義、そしてグループ分けによる前半の課題の説明が行われた。

 30年前に開始された銀座松屋の戦略構築においては「百貨店の復権」「銀座の再生」が目標とされ、当時の経営者である山中氏の存在が大きなポイントであった。当時の銀座松屋は経営状態が非常に悪く、そのまま放置しておくことが出来ない状況であった。山中氏が大きな裁量を与えたため、斬新な戦略の構築を行うことが出来た。構築すべきイメージのキーワードは、華やかさ、多用途対応、繊細さ、であった。
 講義で印象的であったポイントは次の2点;
(1)外部の人間の助言により成功すると、ジェラシーが影響してうまく行かなくなることがある。
(2)戦略を打ち出して成功すると、競合他社が追随するので、次々に畳み掛けるように施策を打ち出すことが必要。

 テレビ東京「ガイアの夜明け 銀座デパート最終戦争」の中では、銀座の百貨店で、ファストファッションを導入しているケースや、バイヤーがイタリアで直接紳士服生地を仕入れ街の縫製屋で仕立てて廉価版の紳士服のセールを行っている事例が紹介されている。 
 
 各グループで課題に着手することになった。「百貨店の経営戦略」である。この課題はどのように捉えても差し支えない。百貨店という業界の経営戦略でも、個別の店舗でも構わない。「情報収集」→「分析」「仮説構築」→「戦略立案」→「プレゼンテーション(10月21日)」という手順になる。その間、各グループは1回中西先生の指導を受けることとなる。配布されたProspectus10応用版を参考にして進める。
 グループ毎に個性が出そうである。受講生のバックグラウンドや受講目的にも幅がある。どのような内容になるかが楽しみである。

 去る6月20日(日)に放送されたTBSの「情熱大陸」の番組の中で、桑沢の卒業生であり世界的に注目されているデザイナー吉岡徳仁氏は「デパートが閉店している等と言うニュースが流れているのは、景気が悪いためではないのではないかと思う。夢がなくなっている。夢から利益になってしまって、人が離れてしまっているのではないかと思う。夢にはクオリティの高さが必要。」と言っておられたのが非常に印象に残っている。

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

ローディング中