2020.11.09
ニューノーマル時代に学ぶべきCI・戦略経営デザインの本質全3回特別集中講座オンライン(ウェビナー)のお知らせ
2018.01.10
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2017.01.16
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第23回 記:神里僚子 Webをマーケティングの中心に 6月最後の授業は、Web業界の雄である ネットイヤーグループの石黒不二代代表取締役社長と、 同社ディレクターの坂本貴史氏を招いて 「Webセントリックマーケティング」をメインとした講義を伺いました。 今回の講義の中心となったのは、 Webセントリックマーケティングとは、 「全てのマーケティング活動の中核にWebを位置づけ、 中長期的にマーケティングの投資対効果を高めていく方法」 というもの。 Webは効果測定が可能なため、 マーケティングの中核と位置づけることができるという手法です。 前半石黒氏の授業は「マーケティングとは何か?」という基本から、 次世代マーケティングとしての Webセントリックマーケティングをお話いただいた中で、 個人的には2つ、大切なことを学びました。 1つは、 「マーケティングとは、顧客が求める商品やサービスを開発し、 情報提供をし、より深い理解を求め、販売し、サポートをする企業活動全般」 というマーケティングの概念です。 これまで、マーケティングといえばマトリックスの図からはじまり ポジショニング戦略、ブルーオーシャン戦略などを 少しかじっただけの私にとっては、 「マーケティング=新たな市場の開発」だと思い込んでいたところもあり、 よくよく考えてみれば、生活者とのコミュニケーションを図る上で 情報提供やサポートも企業活動としては大事なコミュニケーションであり、 マーケティングという活動のなかに含まれるべきものだと 気づきを得ました。 もう1つは、 「失敗は、学習すること」ということ。 実は今回の講義で、いちばんの収穫だった言葉です。 シンプルなことなのですが、間違えたら恥ずかしいな、と ついつい遠慮しがちになってしまう自分にとって、 これまでの反省も含めて心に染み入る一言でした。 後半は、坂本貴史氏からWeb業界のトレンドをふまえた 「UXD (User eXperience Design)」についての講義です。 その中でも印象的だったお話が 企業が情報を発信するためのWEB構築においても、 授業で中西先生から教えていただいた 「伝えるに足る価値を作る」ということが中心となっており、 どういった戦略でサイトのコンテンツが決定し、 実際の画面デザインに落とし込まれているかという具体的な例を 「セブンイレブン・ジャパン/ローソン」、「NTT docomo/Soft Bank」 「クックパッド/味の素/キッコーマン」という対比で わかりやすく教えていただきました。 今回の講義を通してお二人が強くおっしゃっていたのは、 「常にユーザー視点で」ということ。 中西先生から教わった「現場・現物・現況主義」とも通じることと思いますが、 「ユーザー視点」を得るためには「観察」がいかに大事かを 改めて感じた、大変有意義な時間でした。 ※ちなみに、石黒氏は前向きな姿勢が感じられるとても素敵な方で、 同じ女性としてとても刺激を受けました! また坂本氏も、まるでロックミュージシャンのような ビートがきいたテンポでぐんぐん講義に引き込まれてしまい、 あっという間に時間が経ってしまいました。 こんなお二人がいらっしゃるネットイヤーグループという会社は どれだけ面白い人材がたくさんいるのだろう、と 時代の風を感じた講義でした。 お二人とも、すばらしい講義をどうもありがとうございました・・・!!
第23回 記:神里僚子
Webをマーケティングの中心に
6月最後の授業は、Web業界の雄である
ネットイヤーグループの石黒不二代代表取締役社長と、
同社ディレクターの坂本貴史氏を招いて
「Webセントリックマーケティング」をメインとした講義を伺いました。
今回の講義の中心となったのは、
Webセントリックマーケティングとは、
「全てのマーケティング活動の中核にWebを位置づけ、
中長期的にマーケティングの投資対効果を高めていく方法」
というもの。
Webは効果測定が可能なため、
マーケティングの中核と位置づけることができるという手法です。
前半石黒氏の授業は「マーケティングとは何か?」という基本から、
次世代マーケティングとしての
Webセントリックマーケティングをお話いただいた中で、
個人的には2つ、大切なことを学びました。
1つは、
「マーケティングとは、顧客が求める商品やサービスを開発し、
情報提供をし、より深い理解を求め、販売し、サポートをする企業活動全般」
というマーケティングの概念です。
これまで、マーケティングといえばマトリックスの図からはじまり
ポジショニング戦略、ブルーオーシャン戦略などを
少しかじっただけの私にとっては、
「マーケティング=新たな市場の開発」だと思い込んでいたところもあり、
よくよく考えてみれば、生活者とのコミュニケーションを図る上で
情報提供やサポートも企業活動としては大事なコミュニケーションであり、
マーケティングという活動のなかに含まれるべきものだと
気づきを得ました。
もう1つは、
「失敗は、学習すること」ということ。
実は今回の講義で、いちばんの収穫だった言葉です。
シンプルなことなのですが、間違えたら恥ずかしいな、と
ついつい遠慮しがちになってしまう自分にとって、
これまでの反省も含めて心に染み入る一言でした。
後半は、坂本貴史氏からWeb業界のトレンドをふまえた
「UXD (User eXperience Design)」についての講義です。
その中でも印象的だったお話が
企業が情報を発信するためのWEB構築においても、
授業で中西先生から教えていただいた
「伝えるに足る価値を作る」ということが中心となっており、
どういった戦略でサイトのコンテンツが決定し、
実際の画面デザインに落とし込まれているかという具体的な例を
「セブンイレブン・ジャパン/ローソン」、「NTT docomo/Soft Bank」
「クックパッド/味の素/キッコーマン」という対比で
わかりやすく教えていただきました。
今回の講義を通してお二人が強くおっしゃっていたのは、
「常にユーザー視点で」ということ。
中西先生から教わった「現場・現物・現況主義」とも通じることと思いますが、
「ユーザー視点」を得るためには「観察」がいかに大事かを
改めて感じた、大変有意義な時間でした。
※ちなみに、石黒氏は前向きな姿勢が感じられるとても素敵な方で、
同じ女性としてとても刺激を受けました!
また坂本氏も、まるでロックミュージシャンのような
ビートがきいたテンポでぐんぐん講義に引き込まれてしまい、
あっという間に時間が経ってしまいました。
こんなお二人がいらっしゃるネットイヤーグループという会社は
どれだけ面白い人材がたくさんいるのだろう、と
時代の風を感じた講義でした。
お二人とも、すばらしい講義をどうもありがとうございました・・・!!