2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

Webマーケティング1

日付
2010年06月29日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
Webセントリックマーケティング UXD(ユーザーエクスペリエンス・デザイン)
受講生の感想

記:神里 僚子

第23回 記:神里僚子

Webをマーケティングの中心に

6月最後の授業は、Web業界の雄である
ネットイヤーグループの石黒不二代代表取締役社長と、
同社ディレクターの坂本貴史氏を招いて
「Webセントリックマーケティング」をメインとした講義を伺いました。

今回の講義の中心となったのは、
Webセントリックマーケティングとは、
全てのマーケティング活動の中核にWebを位置づけ、
中長期的にマーケティングの投資対効果を高めていく方法

というもの。
Webは効果測定が可能なため、
マーケティングの中核と位置づけることができるという手法です。

前半石黒氏の授業は「マーケティングとは何か?」という基本から、
次世代マーケティングとしての
Webセントリックマーケティングをお話いただいた中で、
個人的には2つ、大切なことを学びました。

1つは、
マーケティングとは、顧客が求める商品やサービスを開発し、
情報提供をし、より深い理解を求め、販売し、サポートをする企業活動全般

というマーケティングの概念です。

これまで、マーケティングといえばマトリックスの図からはじまり
ポジショニング戦略、ブルーオーシャン戦略などを
少しかじっただけの私にとっては、
「マーケティング=新たな市場の開発」だと思い込んでいたところもあり、
よくよく考えてみれば、生活者とのコミュニケーションを図る上で
情報提供やサポートも企業活動としては大事なコミュニケーションであり、
マーケティングという活動のなかに含まれるべきものだと
気づきを得ました。

もう1つは、
失敗は、学習すること」ということ。
実は今回の講義で、いちばんの収穫だった言葉です。
シンプルなことなのですが、間違えたら恥ずかしいな、と
ついつい遠慮しがちになってしまう自分にとって、
これまでの反省も含めて心に染み入る一言でした。

後半は、坂本貴史氏からWeb業界のトレンドをふまえた
「UXD (User eXperience Design)」についての講義です。

その中でも印象的だったお話が
企業が情報を発信するためのWEB構築においても、
授業で中西先生から教えていただいた
伝えるに足る価値を作る」ということが中心となっており、
どういった戦略でサイトのコンテンツが決定し、
実際の画面デザインに落とし込まれているかという具体的な例を
「セブンイレブン・ジャパン/ローソン」、「NTT docomo/Soft Bank」
「クックパッド/味の素/キッコーマン」という対比で
わかりやすく教えていただきました。

今回の講義を通してお二人が強くおっしゃっていたのは、
「常にユーザー視点で」ということ。
中西先生から教わった「現場・現物・現況主義」とも通じることと思いますが、
「ユーザー視点」を得るためには「観察」がいかに大事かを
改めて感じた、大変有意義な時間でした。

※ちなみに、石黒氏は前向きな姿勢が感じられるとても素敵な方で、
同じ女性としてとても刺激を受けました!
また坂本氏も、まるでロックミュージシャンのような
ビートがきいたテンポでぐんぐん講義に引き込まれてしまい、
あっという間に時間が経ってしまいました。
こんなお二人がいらっしゃるネットイヤーグループという会社は
どれだけ面白い人材がたくさんいるのだろう、と
時代の風を感じた講義でした。

お二人とも、すばらしい講義をどうもありがとうございました・・・!!

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