2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2017年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

経営戦略デザイン論6

日付
2017年09月06日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:中井 康太

中西先生の授業も早いもので6回目となりました。時の流れは止められません。
そんなときは、テレサテンのように「時の流れに身を任せ」ましょう。
 
本日は「種の起源」で有名なダーウィンの言葉をもとに、
「ビジネスの世界では、次なる環境(価値)を創れるものが勝ち残る」とのオープニングで始まりました。
そして、今回は某総合商社(非財閥系)のCI事例です。
総合商社というと「カップラーメンからミサイル」までと様々な商材を、全世界を股にかけてビジネスをする日本独特の形態の会社です。
そんな某総合商社(非財閥系)が、国際総合企業を目指すべく、全世界統一のCI/理念を開発するプロジェクト。
なんということでしょう。とても壮大です。
全世界でCI/理念を共通させるにはダイバーシティの推進、その国々の言語(発音)にもこだわることが必要になってきます。
下記、授業中の内容、名言を抜粋します。
●PAOS独自のCIC(Corporate Identity Cosmos)調査の方法の伝授。
→とても明確で勉強になります。要は、ひとつのコスモス(宇宙)を形成させるのです。やはりコスモス(宇宙)にはロマンがあります。
●理念とは「意思決定時の判断基準」となり、意識的に固定化された文章表現。
→理念があるからこそ、前に進める。アントニオ猪木さんで言えば、判断基準は全て、「元気ですかー!」ということでしょうか。
●理念は実践、行動されてこそ意味がある。
→頭でっかちはダメですね。実践こそ、力。一番簡単そうで、一番難しい。
●アメリカ海軍の理念は「戦友の屍を、戦場に残さず」
→男の中の男。わかりやすい理念です。ここで思い浮かぶのはやはり「トップガン」のトムクルーズ。そう、笑顔と筋肉、そして友情です。
●企業が力を発揮できるときは、上から下までが経営者視点で仕事をするとき
→そのためにも同じ目標に向かって、理念の共有/実践が必要なのですね。節目は自分たちでつくるもの。
 
STRAMDの初めての講義で、中西先生が言われた一言。
「自分の人生は自分でデザインしなさい。」
企業だけではなく、人にもHI(Human Identity)/理念が必要であることを再認識しました。

《STRAMD》

ローディング中