2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ICT特論2

日付
2016年08月03日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:吉田 剛

本日は杉山先生の2回目の講義でお題目は「デジタルコミュニケーション」です。

デジタル大好きな私にとってはあっという間の2時間でした。
気になったトピック別にまとめます。

●ディスプレイの発達
自宅に初めて来たパソコンの画面は確か640x480だったと思います。それが今は1920x1080が当たり前で、更にその上となる4Kも珍しくない時代です。仕事の中でDVDを扱う事がありますが、今は動画配信サイトの方が高画質、ということもよくあります。

また、画面のドット数が単純に増えるだけでなく、より密度も増しています。杉山先生も「生きている内にドットが認識できなくなるとは思わなかった」と仰っていましたが、確かにその通りで、パソコンのディスプレイではまだまだドットを認識できるものの、最近のスマホはどんなに目を凝らしても分かりません。

より綺麗に表示可能という事が、これまでの体験をどう変える事ができるのか、コンテンツの作り手としては悩ましい所でもあり、非常にワクワクする所でもあります。

●世界規模で見れば30代以下が50%
という事なので、これより上の層の意見は軽視してもいいかも?とは、なかなかに刺激的な話である一方、確かにその通りだと痛感です。ネットワークしかりスマホしかり、自分が意識している物を無意識に使いこなしている層の意見にこそ勝利のカギが隠されている様に思えます。

●タテ動画
講義内で紹介されたアイドルのミュージックビデオは初見の際、内容を知っていたにもかかわらず「乗っ取られた?」と思ってしまう出来に驚きました。スマホで使用されるアプリのインターフェースを巧みに取り込む演出、横長が主流のパソコンではなく縦で持つ事が多いスマホをメインターゲットとした事、この2つがキモになったのだと思います。
凝った動画ネタですと、少し前に安室奈美恵のGolden Touchがありましたが、この当時はまだ横長でした。

ある調査ですと、年代が若い程、縦長で動画や写真を楽しんでおり、年代が上がる程、横長が増える結果が出ているそうです。

今後、縦長が主流になると、テレビやパソコンの横長ディスプレイはどうなるのでしょう。映画館も大変そうです。そしてさらに、人間の目も左右ではなく上下に並んでしまうんでしょうか。

●インターネットの次に来るもの
講義内で出てきた書籍を早速Kindleで購入。電車内では6インチのファブレット。自宅では13インチまたは21インチのパソコンで読んでいるのですが、これぞまさに講義内で出てきた「メディアとコンテンツの分離」だなと実感です。

以上です。
これからの数十年は、これまで以上に楽しく、面倒くさい事が満載な気がしてなりません。とりあえずはVR用にパソコンを新調して新しい世界を覗いてきます。

 
 

《STRAMD》

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