2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ICT特論2

日付
2015年10月07日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:青柳 好典

記:青柳好典


《衝撃的な気づき》

”コンピュータとネットワークが空気の様に存在する社会、
 その環境が活かせる様に全てをデザインする。”
 
”デジタルコミュニケーションの存在を前提として、
 すべての事柄を判断していますか?”
 
杉山先生からの問いかけ。
今後、意識していかなければ、ICTの時代に取り残される!
我々は、何をすべきだろう?

そんなことを感じたんは、私だけではないはずだ。
 
 
《講義概要》
 
さて、今回のテーマは「ICT特論2」。
講義内容は、
”ケーススタディApple”
サブタイトルとしては、
”パーソナルコンピュータの進化”
 
パーソナルコンピュータ(以降:パソコン)の進化とともに、
アップルの成長過程を視聴できた。
強烈に印象に残ったのは、2人の逸材である。
アラン・ケイとスティーブ・ジョブスだ。

何がすごいのか?
アラン・ケイは、パソコンに対する先見性が素晴らしく、
スティーブ・ジョブスは、アラン・ケイの示すコンセプトを具現化させた凄さだ。
 
アラン・ケイは、1972年当時で巨大な機械とも捉えることができるコンピュータが、
誰でも扱えるパーソナル型となり、
そのパソコン同士が「現在の無線通信ができるかの如く」将来を創造していた。
しかも、その彼が描くパソコンは、現在のタブレット端末を予言しているようだ。
彼曰く、「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」。
(The best way to predict the future is to invent it.)
彼の考えるパソコン構想が、将来発明されることが彼には分かっていたのだろう。
 
次は、ジョブスだ。
ジョブスの凄さは、アラン・ケイのコンセプトを具現化させ、
アップルを成長させたこと、この一言に尽きる。
ジョブスもまた、アラン・ケイ同様に
1974年当時で将来のインターネットの成長性を見通していた。
 
アップル、特にジョブスの強さは、
business、Design、ICTの3本柱に集約できよう。

まず、ビジネスにおいては、他社から優秀な人材を引き抜き、
視聴率トップのスーパーボールで宣伝広告を実現し、
プレゼンテーションで人を魅了した。
そして、結果を出す。

賛否はあるが、彼のカリスマ性リーダーシップを発揮して、
彼が発想するコンセプトを、何が何でも具現化させた。
誰も考えないことを実現させた。
現在の企業が重視しているイノベーションを実現させた。
 
次に、ICTとDESIGN
パソコンやマウスのボタンと形の部分のみではなく、
当時は文字のみのディスプレー表示に、
GUI(グラフィクユーザーインターフェイス)を逸早く取り入れ、
受けての立場でデザインした。
集積回路の配線といった顧客の目の届かないところにおいても、
配線の方法の仕方までデザインに拘っていた。
”こだわりと言うかオタク領域ですね”
iphone、ipadの梱包を見た方もアップルデザインこだわりがわかるだろう。
 
講義での言及はなかったが、私の感じるアップルのICTの強さは、
ハードウェアのみならずソフトウェアの抱き合わせで、
顧客のWantsを実現させたことが大きいと思う。
消費者の「もっと自由に音楽を楽しみたい」という潜在的要求に対して、
インターネットより音楽を購入できる管理ソフトiTunesを使うためにipod端末を発表して、
顧客の要望に応じてソフトのアップデデートしている点が注目すべき点であろう。
ICT、インターネツトがなければ、これは不可能だ。

決してハードウェアの販売が目的となっていないアップル。
今までの日本企業の製品は、完成形のハードウェアを完成販売することが目的化し、
その後の顧客ニーズに柔軟に対応できる仕組みができていないのではないか?
と個人的には感じる。
無論、工業化時代、ICTが発展がない時代、
例えばSONYのウォークマン、顧客Wnat、Needsを具現化させた傑作だ。
 
 
《講義を通じて我々が出来ること》
 
今回の講義を通じて、我々は何ができるのか?を考えてた。
アラン・ケイやジョブスの様な、イノベーティブな製品、社会を創出することは難しいであろう。
但し、2人に共通する先見性、イノベーティブという観点で、
誰も気づかないことを考えることを意識する、
常に意識することは可能だ。

それが、小さな、小さなイノベーションへの第一ステップだと思う。


杉山先生、色々な気づき、ありがとうございました。

 

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