2014年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2014年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

戦略経営デザイン論3

日付
2014年06月05日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:河内 美由紀

STRAMD 6/5 中西先生

戦略経営デザイン論(3)
講師:中西先生
受講記:河内美由紀


今日は1カ月ぶりの中西先生の授業でした。
前回のお話では「企業として国際的な視野と先を見据えた経営・デザイン意識をしていく必要がある」
とありましたが、今回は自動車のMAZDAの例を基にブランド価値の創造のお話から講義が始まります。

CIを基盤としたデザインの社内統一で、会社が、そして従業員の意識が変化して行った例は、凄いと思いました。
大企業になればなるほど、大所帯だからこその 社員の意識、企業としてのプロ意識、社内一体化を図ることはとてつもなく大変なことだと私も感じていますが、
TOPの指示で、かつその意義をしっかり伝えて、社員1人1人がそれらを考え、意識できる環境に
していく為のステップでもあるCIデザインでの統一。

トラックの外装を目立つ「MAZDAデザイン」で一新したことで、事故率が16分の1へ激減したことは
とてもすばらしいことで、「いつも見られている・車をキレイにしなきゃ・緊張感」などで
社員にもとても良い刺激と共に意識改革を図れたことの例は、
自社でもそうですし、世のどんな企業でも取り入れられる改革案でもあると思いました!
今日の授業からの得たヒントで、今後自分のお客様にも何か提案出来きそうです!(*^_^*)

先生のおっしゃった言葉で
「デザインは 色・形の表現レベルを超えて はるかに幅広く、奥深く、機能できる」とありましたが、
私もまさにそう思っています。デザインの力で、(見た目だけでなく)人に与える影響力、商品の魅力をさらに伝えることが絶対に可能だと信じて
今の仕事をしております。それをもっと、自分のお客様に伝えられる力・実力を私ももっと身につけたいです。


先生が毎都度おっしゃる
「好き・嫌い」と「良い・悪い」の判断、決断を経営者(トップ)はきちんと意識していかなければならない。

とありますが、
講義の最後の質問で、
「中小企業の場合、トップが 「良い・悪い」ではなく、自分の「好き・嫌い」で決定を
してしまう事が多いが、その場合、どうしたら良いか?」との質問がありました。
わたしも、まさにクラスのみんなもそう感じていた内容でした。

中西先生のお応えは、
「中小企業で、特に創業の方は、すごく良い観点があり、見抜く力があるようだ。
であれば、どう選ばれても 結果良いモノを作っておいて、提案しておくべきが、私たちの仕事だ」と。
「このデザインがなぜ良いのか? これがなぜダメなデザインなのか?、経営者へきちんと説明して伝えるのも大事」と。

・・・本当に、そうですね!と、何度もうなずいてしまいました。

中小企業だから、出来ない・・そんなことは無く、限られた環境の中で、
どれだけの事をして、結果を出せるか? が私たちの任務だと実感しました。

妥協して仕事していないか? 自分も、社内も、あらためて反省と新たな熱意を燃やした、
そんな夜となりました。
来週からも、頑張って、たくさん学ばせて実践させていただきます!

《STRAMD》

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