2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

美的感覚練成論5

日付
2013年12月10日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:加治 大介

記:加治大介/STRAMD4期生
美的感覚錬成論(5):金子英之先生
「 漢字:東洋文化のプラットフォーム 」

いつもそうですが、STRAMDの講義は今まで日常接しているもの、よく目にするものであるにもかかわらず、
深く考えたことがないことについてデザイン面からのアプローチをふまえての講義が多く仕事への考えにもつながり、
とてもわくわくします。

今回は漢字です。中国文明の流れと漢字の発展について。
漢字??
通常文章を作る時の必要ツールでしかなく、特に思い入れのない漢字。意味も流れも考えたことがないのが
現実でした。

しかし、甲骨文字・金文~楷書まで、数千年の歴史の中でその時代時代で少しずつ変化し
現代の文字へと変化している漢字に面白さを感じました。

漢字(文字)の持つ意味として、「概念の映像である」、「権力のツールである」
まさしく、中国文明の歴史の中で、統治される時代ごとに文字が変わっている点からも
文字が権力を象徴するツールとなっているのが明確でした。
文字が「権力のツール」。
私たちが生きるこの間にも文字の変化がおこり、また違った文字が出てくるかもしれませんね。

文字が「概念の映像」
文字と表現。
これは仕事に置き換えても役立つ考えであると感じています。
漢字ひとつの持つ意味、漢字ひとつで提案できるものなど、違った提案ができるのではないかと感じました。

今回の講義も「なるほど・・・」とうなるばかりでした。









《STRAMD》

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