2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2013年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

オリエンテーション+セルフプレゼンテーション

日付
2013年04月11日 19:00~
場所
USTREAM STUDIO AOYAMA TOKYO 1st
受講生の感想

記:江川 英明

記:四期生/江川英明

子供の頃、大きな声で挨拶するのが苦手だった。知らない人の中なら尚更だ。なかでも、不意打ちのようにやってくる自己紹介は最も避けたいイベントで、順番を待つ間の心臓への負担は身体に悪いのではと思うほど。この反応は、大学の入学式まで続いていた。

開講日から遡る数日間、頭の中は期待より不安が大きく占めていた。事務局からのメールに、4分間のセルフプレゼンテーションがあると書いてあったからだ。しかも、こう付け加えてあった。

「STRAMD流で。」

これから受講するのだから、何がSTRAMD流かは分からなくて当然だ。しかし、中西先生はじめ、講座側が何かを期待しているのは間違いない。仕事で提案をする時のクセが出て、つい答えを探してしまう。一体なにを求めているのか。

結局、答えが見えないままギリギリまでプレゼン資料に手を加え、開講式を迎えた。決して熱血ではなく、ユーモアを交えて静かに語られる中西先生の開講の挨拶を聞きながら、これからの刺激的な1年を想像し、静かに興奮していた。

いよいよセルフプレゼンテーションの時間だ。総合司会の三嶋さんから五十音順と告げられる。心拍数が一気に上がる。自分の苗字は「江川」。トップバッターでもおかしくない。鞄から資料を取り出す。意味も無くペンを握る。落ち着かない。

しかし、呼ばれたのは石田さん。スケッチブックを使った、テンポ良く、密度の高いプレゼンテーションに唖然。レベルが違う…。次は知人でもある今村さん。遅れての到着直後にも関わらず、オチまで付けて素晴らしい自己紹介。いよいよ自分かと思いきや、次は岩村さん。あだ名まで印象付けて、完璧じゃないですか…。

ついに呼ばれ、自分の番に。

もう…どうにでもなれ。

結果、時間が足りなくなって途中の画面を数枚飛ばし、残り2枚残してタイムアウト。制限時間内にゴール出来なかった事は非常に悔しかったが、すぐにオーディエンスモードに戻り、仲間のプレゼンテーションを心から楽しむ。

そもそも、答えなんか無かったんだ。

そう気付かせてくれたのは、最後にプレゼンした村田さん。仲良くなる事がこの1年の充実に繋がる、という自説のあと、スクリーンに映されたのはラジオ体操の動画!エッ~

「さぁ皆さん一緒に!」

最初は恥じらいながら、次第に大きく…。全員でカラダを動かすのがこんなにも楽しいなんて!もちろん、先生方も一緒に。



最後に、中西先生から「自分自身をデザインしてほしい」との言葉。
そうしたい。と素直に思った。

これからの1年、活かすも殺すも全ては自分次第だということを、痛いほど自覚した初日だった。同窓生の皆さん、走馬灯に出てくるような一年にしましょう!

《STRAMD》

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