2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

戦略経営デザイン論14

日付
2012年12月18日 19:00~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
真の日本型CI:INAX(その1)理念の浸透
受講生の感想

記:大石 純司

記:大石純司

2012年最後の授業。

中西先生率いるPAOSの掲げる戦略の6軸、そのすべてに取り組んだINAXの事例、まさにSTRAMDの集大成といっていい内容。

愛知県の常滑が発祥の伊奈製陶。技術は確かで、まじめ。いい製品を作るものの、プロダクトアウト的な発想が抜けない。製品自体は全国に流通しているものの、本社の体質はいつまでたっても一地方のローカル企業。また、PanasonicやSONYの様なイメージのシンボルになるようなものもない。

タイルの製造では50%近いシェアを持っているものの、より利益率の高いトイレの製造では圧倒的にTOTOの後塵を拝し、立ち向かうこともできない。

それをCIの導入により、どうやって名実ともに全国区のブランド企業に変革したのか。
おそらく中西先生しか今となっては持っていないであろう貴重なVTRとともに、当時の様子やプロジェクトの進め方、そしてプロジェクトのキーとなる考え方や出来事について、と講義は進む。
いつもながら、当事者しか知り得ない、そして書籍等では語られない、些細だけれども大事な事柄にあふれている。
特に、企業トップの人柄や姿勢については、多くの感銘を受ける。

当時のINAXの伊奈社長の決断、なぜ今CIの導入をするのか。創業家の責任。
どうやって企業理念を浸透させるのか。2年半をかけて80回以上にわたる、従業員との直接の話し合い。

STRAMDも最終章間近。私も覚悟を決めて進もう。と、ふと思ったりもする。

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

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