2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ソーシャルメディア

日付
2012年12月11日 19:00~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
ソーシャルメディアの過去・現在・未来
受講生の感想

記:森田 志乃

記:森田志乃

前半はインターネット・ソーシャルネットワークの歴史をインフォグラフィックを利用してわかりやすく解説いただき、後半はなりすましとステルスマーケティングについてお話していただいた。


「情報の信頼性について」
WEB上での情報は、半分信じて半分疑うくらいの感覚が私にはあるが、今回の講義を通じて、そうではなくてそのまま信じている方が多いということに気づいた。なりすましやステマは、当たり前だと思っていたので、皆さんなんて人がいいんだ!と率直に感じるが、今まで新聞やテレビといったメディアからの情報は非常に信頼性が高かったために同じ感覚でWEBについても捉えられている方が多いようだ。


発言に責任が伴うのは、誰が発言者か明確になっている場合だと考える。
正確には、匿名であるが故に気軽にまたは故意に嘘の発言してしまうことがありえる、ということなのだと思う。

facebookの登場により、実名での発信も当たり前になってはいるが、まだtwitterやmixiなどの匿名性の高いメディアを利用しているために、まったく真実ではない情報も垂れ流されているし、独り言感覚での発言で責任も考えず発信している人もいる。また簡単に共有できる仕組みが整っているがために、あっという間に情報が広まってしまう。いいとおもったらLike!、共感したらshareといった、考える前にまず行動といった仕組みは、広まる早さという面でメリットはあるが、信頼性という面ではデメリットであるように思う。

こういったソーシャルメディアの流れの中で、神原さんのおっしゃった一次情報という言葉は、責任が伴った信頼できる情報ということではないだろうか。WEBというメディアの中であっても情報の信頼性が必要とされる文脈もある。企業や国、地方自治体など、確実に情報を発信し正確に伝えたいというニーズもあるだろう。逆に一次情報を取得したいといったニーズもあるだろう。
だから、情報の信頼性を保つために一次情報を扱うNews2u.netや、信頼できる情報であるというお墨付きをもらうComfactsといったサービスが成り立つというのは納得できた。

《STRAMD》

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