2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

知の枠組み

日付
2012年07月19日 19:00~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
人類の歴史と創造性の獲得
受講生の感想

記:都筑 明子

第24回 記:都築

4月から触発され続けてきたSTRAMD前期の講義もあと2回となりました。

【講義内容】

・知性概念の構造
広義の知性:理性、悟性、感性。
想像力(人間知性の本領)、創造性などの関連概念について。

・創造の階梯(プロセス)
準備=>苦悩=>あたため=>啓示
-成長曲線におけるPlateau。
-アルキメデスのエピソード-Aha反応。
-収斂洞察と拡散洞察、serendipity。

・創造につながるはじまりの二様相
始源(origin)~<=>~始まり(beginnings)
記号性、中心化、規範、コード~~<=>~脱記号性、脱中心化、脱規範、脱コード
求心的~~<=>~遠心的
タナトス~<=>~エロス
Leader~~<=>~Initiator

※de-sign(サインを壊す)=>新しいsign=> 新たなbeginningsを生む。

・人間知性の発端、基盤、革新
二足歩行を始めて手が自由になっても、長い間創意工夫とは無縁だった。
人間知の条件:
投擲の開始=>空間・時間、二大表象観念の形成=>想像する力=>プロジェクトのはじまり。
モノを手放すことがもたらした革新、release=>agent=>自己の分身、延長=>外部記憶=>記録による記憶の拡延。

人間は、頭の外に知を投映(projection)し、外在させた知を媒介にして仲間の知性を触発していく点で他の動物と異なる。
人間の知性の特質は頭の中だけでなく外にもある。
【感想】
穏やかでいて壮大で濃密な2時間。人間の知についてのエッセンスをご説明くださった。その内容を自分なりに上記にまとめてみたが、十分表現できていない点もあるかもしれない。インターネットそしてSNSなどの普及によりprojectionや外部記憶の対象はヒトが身体的にコントロールてきる範囲をどんどん超えている。これから人の知はどのような進化(退化)を遂げるのか考えさせられた。賢者は歴史から学ぶ、de-sign(サインを壊す)、などこれまでの講義とのつながりも多くSTRAMD的デザイン思考を形成するのに必須の内容、前期に学んだ内容を自分の中で捉えなおし後期に向けた素地を整える、絶妙な時期に組まれていると(勝手ながら)納得。

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

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