2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2012年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

ユニバーサル・デザイン

日付
2012年06月28日 19:00~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
ユニバーサルデザインの現在 共感覚ワークショップ-1
受講生の感想

記:赤松 剛

第19回 記: 赤松 剛

今回の授業のテーマは、ユニバーサルデザイン。
中川先生の言葉通り、理論や知識よりも意識の持ち方を学ぶ機会となった。
“被災後の復興とユニバーサル・デザイン”を題材に授業は進められた。
スライドには、メディアに取り上げられていない実際の現場の姿が次々と映し出される。
「人工物の所に無惨さが現れてる。」
と、中川先生。

私たちは平常時、利便性高く安定した生活、ある種の理想状態を目指している。
それ自体は間違った事ではないが、その前提や基準についてまで、深く考えた事がないのが通常だと思われる。
しかし、突発的な出来事が起きた時に初めて、
日常生活の中で触れているものの多くが、その本質的な意味が達成出来ていない事が露わにされる。
先生曰く、甚大な被害を、今まで多くのモノやコトが予定調和で考えて来た為であるとのこと。
そのため、今回のように予定外の事が起きた時に、お年寄りや子供、障害者など、社会的弱者とみなされている人ほど影響を被る。
これからの社会を考えていくうえで、大切なことは「予定外調和で考えてくこと」と先生は言う。

“全て”の人にとって利用しやすい製品やサービスを提供していく為に、
それぞれの人が置かれている状況を理解していく必要があるということだろう。
それは、ある平均的な、理想的な人をモデルケースとするのではなく、
本当に必要とするのは誰なのか、ということを突き詰めて考えることが重要になる。

そのためには、
・自らが実際に足を運び、考え抜くこと。
・やりとりは一方通行でなく、双方向で行っていくこと。
・一度に解決しようとせず、諦めずに続けていくこと。
ということが求められる。

ある特定の人のためのものではなく、すべての人が可能な限り使えることを目指すというユニバーサルデザインのアプローチが活かされる場面は限りなく多い。

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

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