2020.11.09
ニューノーマル時代に学ぶべきCI・戦略経営デザインの本質全3回特別集中講座オンライン(ウェビナー)のお知らせ
2018.01.10
《STRAMD》2018年度第9期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
2017.01.16
《STRAMD》2017年度第8期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
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第49回 記:末次真緒 「知の枠組み」というタイトルを見たとき、なんだか難しそう、、、という予感がしていました。 そして始まった授業。冒頭から<知性概念とは>というお話。 知性・悟性・理性・感性の違いや枠組みの説明が進んでいき 先生の頭の中の知的世界へトリップしたような、 なんだこれは?!!!という感覚。 脳が少し動き出す。 先生はとても丁寧に、質問があれば何でも聞いてください。と仰ってくださる。 そこで、途中から入ってきた受講生が「もう、何がなんだかわかりません!」(最初から聞いていてもわからなかった私......) すると先生は 「そうですね。それは分けることが出来ないから、わからないのですね。 人はどう違うか、どこに所属しているか分からないと不安になり、わからないとなるんです。 たとえば、はじめて会った人が、どこの会社に所属しているか分かるとなぜかほっとする、 どこの誰だか分からないとなんとなく不安になる。 これと似ています。」 なるほど! 未知のもの、自分の基準となる枠組みに収められないと人は不安になるんだなと改めて実感しました。 話の幹はまだ分からなくても、その枝・葉からジワジワと分かりはじめる。 まるで、本を読んでいて分からないところがあり、 横道にそれて調べていくとジワジワと全体が掴めてくるような感覚を覚える講義のはじまりでした。 私が面白いと感じたところは、「創造につながる発端の性質」というお話 創造とはcreation(産み出し) そしてconception(発端) それは二つに分かれていて origin(始源)と beginnings(始まり) 言葉としては似ているようだけれど、 意味は相反するものであり,そしてお互いに必要な裏と表のような関係である。 originは 求心性・中心化 ・記号性・コード ・規範 ・リーダー → 無機的な機能への帰還 beginningsは 遠心性・脱中心化・脱記号・脱コード・脱規範・イニシエーター → 有機的な営み これが大自然の法則と重ね合わせた、先生の枠組み こんな風にまとめることができるんだ!と自分の中にない枠組みにワクワクしました。 *記号のとらわれから脱することがdesigning *本当の意味でのリーダーは、衰退へ、無へと持っていく可能性がある *一般的にリーダーと言われている人たちは、イニシエーターであり、壊し創りだしていく人々(スティーブジョブスも) *究極の安定(固定)は死であり、不安定(流動)は生きるということ 枠組みを知ると、すんなり言葉が入ってきて、心地よさすら感じました。 枠組をつくると、理解しやすくなり、 枠組みを壊すと、また新たな発見がある。 それを繰り返すことが創造。とどまっていてはいけない。 そんなメッセージも一緒に込められていたように私は感じました。 先生の壮大な考え方を伺い、最初は未知の部分に困惑していましたが、 時間が経つと、自分がいままで考えたり感じていたことが整理されていく、そんな爽快感のある授業でした。 半田先生、貴重なお話をありがとうございました。
第49回 記:末次真緒
「知の枠組み」というタイトルを見たとき、なんだか難しそう、、、という予感がしていました。
そして始まった授業。冒頭から<知性概念とは>というお話。
知性・悟性・理性・感性の違いや枠組みの説明が進んでいき
先生の頭の中の知的世界へトリップしたような、
なんだこれは?!!!という感覚。
脳が少し動き出す。
先生はとても丁寧に、質問があれば何でも聞いてください。と仰ってくださる。
そこで、途中から入ってきた受講生が「もう、何がなんだかわかりません!」(最初から聞いていてもわからなかった私......)
すると先生は
「そうですね。それは分けることが出来ないから、わからないのですね。
人はどう違うか、どこに所属しているか分からないと不安になり、わからないとなるんです。
たとえば、はじめて会った人が、どこの会社に所属しているか分かるとなぜかほっとする、
どこの誰だか分からないとなんとなく不安になる。 これと似ています。」
なるほど!
未知のもの、自分の基準となる枠組みに収められないと人は不安になるんだなと改めて実感しました。
話の幹はまだ分からなくても、その枝・葉からジワジワと分かりはじめる。
まるで、本を読んでいて分からないところがあり、
横道にそれて調べていくとジワジワと全体が掴めてくるような感覚を覚える講義のはじまりでした。
私が面白いと感じたところは、「創造につながる発端の性質」というお話
創造とはcreation(産み出し)
そしてconception(発端)
それは二つに分かれていて
origin(始源)と beginnings(始まり)
言葉としては似ているようだけれど、
意味は相反するものであり,そしてお互いに必要な裏と表のような関係である。
originは 求心性・中心化 ・記号性・コード ・規範 ・リーダー → 無機的な機能への帰還
beginningsは 遠心性・脱中心化・脱記号・脱コード・脱規範・イニシエーター → 有機的な営み
これが大自然の法則と重ね合わせた、先生の枠組み
こんな風にまとめることができるんだ!と自分の中にない枠組みにワクワクしました。
*記号のとらわれから脱することがdesigning
*本当の意味でのリーダーは、衰退へ、無へと持っていく可能性がある
*一般的にリーダーと言われている人たちは、イニシエーターであり、壊し創りだしていく人々(スティーブジョブスも)
*究極の安定(固定)は死であり、不安定(流動)は生きるということ
枠組みを知ると、すんなり言葉が入ってきて、心地よさすら感じました。
枠組をつくると、理解しやすくなり、
枠組みを壊すと、また新たな発見がある。
それを繰り返すことが創造。とどまっていてはいけない。
そんなメッセージも一緒に込められていたように私は感じました。
先生の壮大な考え方を伺い、最初は未知の部分に困惑していましたが、
時間が経つと、自分がいままで考えたり感じていたことが整理されていく、そんな爽快感のある授業でした。
半田先生、貴重なお話をありがとうございました。