2020.11.09
ニューノーマル時代に学ぶべきCI・戦略経営デザインの本質全3回特別集中講座オンライン(ウェビナー)のお知らせ
2018.01.10
《STRAMD》2018年度第9期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
2017.01.16
《STRAMD》2017年度第8期生募集記念 公開シンポジウム(無料)のご案内
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第1回 記:高森紗津樹 いよいよ待ちに待ったSTRAMDの第2期がはじまりました。 私は先月まで桑沢研究所のデザイン専攻科に通っていたため、 授業の合間によくSTRAMDの第1期生の教室を覗きに行っていました。 教室の外にまで伝わってくる熱気と、 生徒の方々の話に真剣に食い入る姿に、 いったいどれほど面白い授業をしているのか、 中に入って私も参加したいと思っていました。 そして授業が始まって思うことは、 中西先生が「触発する授業」と言われたように、 知的欲求がとても刺激されるということです。 時代を切り開いてきた講師陣と、 様々なキャリアを持ち、やる気に満ちあふれた生徒たち。 授業内容もさることながら、 普通に生活していてはきっと出会うことのなかったであろう 方々との交流を通じて、 どれだけ自分の思考回路を開拓できるのか。 これからの1年間が楽しみでなりません。 ---------------------------------------------------------------------------------------------------------------- 第1回講義テーマ 「どうしてマーケティングやCI (Corporate Identity) は生まれてきたのか?」 今回の講義では、CIが誕生するまでの成り立ちと、 それらにまつわる事例が紹介されました。 その中でも一番興味を引かれた話が、 コカ・コーラ社のブランド戦略の話でした。 ●コカ・コーラ社のブランド基本軸 1)手書き文字を源としたスクリプト書体(ロゴ) 2)コーク・ボトル・シェイプ(五感に訴える形) 3)コカ・コーラレッド(コーポレートカラー) 4)Cokeブランド(Colaだけだと普通名詞) 優れたロゴの代表例であるコカ・コーラですが、 時代に合わせてリファインするものの、 ブランド価値づくりのために、 その基本姿勢は崩さないよう遵守されているそうです。 そのためコカ・コーラ社は類似品が出てくる度に訴訟を起こし、 確固たる姿勢でブランドを守り抜いてきました。 (そのことについては、過去の中西先生のブログでもご紹介されています。) 今となってはコカ・コーラ社から様々な飲料が出ていますが、 コカ・コーラというジュース1本で企業差別化する、 そこまでブランド価値を高めた企業魂に驚きました。 優れたロゴは何十年も使えるものであり、 人々が勝手に使ってくれるもの。 そして深層心理まで届くようなものが本当のロゴではないか? 現在の日本には、 残念ながらSTRAMD的考えの好例として紹介できる企業はない、 と言われる中西先生の姿がとても印象的で、 STRAMDで学ぶことの大切さを改めて認識した授業でした。 (2011.4.16 記)
第1回 記:高森紗津樹
いよいよ待ちに待ったSTRAMDの第2期がはじまりました。
私は先月まで桑沢研究所のデザイン専攻科に通っていたため、
授業の合間によくSTRAMDの第1期生の教室を覗きに行っていました。
教室の外にまで伝わってくる熱気と、
生徒の方々の話に真剣に食い入る姿に、
いったいどれほど面白い授業をしているのか、
中に入って私も参加したいと思っていました。
そして授業が始まって思うことは、
中西先生が「触発する授業」と言われたように、
知的欲求がとても刺激されるということです。
時代を切り開いてきた講師陣と、
様々なキャリアを持ち、やる気に満ちあふれた生徒たち。
授業内容もさることながら、
普通に生活していてはきっと出会うことのなかったであろう
方々との交流を通じて、
どれだけ自分の思考回路を開拓できるのか。
これからの1年間が楽しみでなりません。
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第1回講義テーマ
「どうしてマーケティングやCI (Corporate Identity) は生まれてきたのか?」
今回の講義では、CIが誕生するまでの成り立ちと、
それらにまつわる事例が紹介されました。
その中でも一番興味を引かれた話が、
コカ・コーラ社のブランド戦略の話でした。
●コカ・コーラ社のブランド基本軸
1)手書き文字を源としたスクリプト書体(ロゴ)
2)コーク・ボトル・シェイプ(五感に訴える形)
3)コカ・コーラレッド(コーポレートカラー)
4)Cokeブランド(Colaだけだと普通名詞)
優れたロゴの代表例であるコカ・コーラですが、
時代に合わせてリファインするものの、
ブランド価値づくりのために、
その基本姿勢は崩さないよう遵守されているそうです。
そのためコカ・コーラ社は類似品が出てくる度に訴訟を起こし、
確固たる姿勢でブランドを守り抜いてきました。
(そのことについては、過去の中西先生のブログでもご紹介されています。)
今となってはコカ・コーラ社から様々な飲料が出ていますが、
コカ・コーラというジュース1本で企業差別化する、
そこまでブランド価値を高めた企業魂に驚きました。
優れたロゴは何十年も使えるものであり、
人々が勝手に使ってくれるもの。
そして深層心理まで届くようなものが本当のロゴではないか?
現在の日本には、
残念ながらSTRAMD的考えの好例として紹介できる企業はない、
と言われる中西先生の姿がとても印象的で、
STRAMDで学ぶことの大切さを改めて認識した授業でした。
(2011.4.16 記)