2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2010年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

プレゼンテーション

日付
2011年01月20日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
発表大会
受講生の感想

記:桑原 朋子

<STRAMD>プレゼンテーション大会
テーマ:WANOVATION(和+イノベーション)

第62回 記:桑原朋子

11月にテーマアップされた、2回目のチーム課題です。前期より更に時間のない中、それぞれのチームで話し合いを重ね、プレゼンに挑みました。みなさまおつかれさまでした。日本の未来に向けて、真剣に考える場になったと感じます。それぞれのチームの発表の概要は以下になります。

<Aチーム>
世界に愛される美しい日本をヴィジョンに掲げ、3つの軸ですすめる。~原動力となる人材の育成(デザイン思考集団STeRAMDで学ぶ)、~10年後の日本像を構成するアプリケーション(地域の活性化を目的とし祭りなどをテーマに、学んだ学生たちが地域で活躍する)、~アプリケーションを動かすプラットフォーム(アクセスしやすい交通アクセスの整備)。

<Bチーム>
日本に宿る共生精神を軸に、3つの指針を組み合わせたソリューションを展開。~心:自然との共生、~技:確かなものづくり、~体:美味しい食料

<Cチーム>
超高齢社会/共創社会のイノベーション「Work For The Future」を世界全体のショーモデルとして、世界にも展開できる~知識を抽出/統合し、目に見える形で還元する。~生産人口を増やし、先進的な高齢社会をつくる~自分の意志で生き方を選べる

<Dチーム>
日本人の時間をデザインする。~two times in a day/一日に2つの時間をつくる。work time:7時~15時はしっかり働く。wanovation time:15時以降は、家族と過ごす時間、日本を学ぶ時間などにあてる。~one more time in life/1日当たりの労働時間を少なくする。定年を72歳まで伸ばし、シニアの労働力を活用する。1日当たりの労働時間を減少させることは、女性の労働力も活用できることになり、全体で見れば、日本全体の労働力が増加する。

●先生方+生徒の投票による優勝:Aチーム

●中西先生より講評として:日本をまず元気にしようという、内向きの取り組みが多かったが、同時に外との関係、外向きの戦略もたてていくべきではなかったか。プレゼンに関しては、各チーム票が割れたが、「STRAMD」として評価するポイントは、~右脳と左脳両方からのアプローチがあること、理解訴求する部分と、感覚的な部分へ訴求する部分があること。~why to/何故やるのか、と、how to/どうやってやるのか、の両方がバランスよく組み込まれていること。~夢を感じられること。をポイントに選出した。

●所感:チーム課題は、人生の、世の中の縮図のような取り組みだと感じていました。難しいテーマでしたが、とにかく「楽しむ」ことが一番、意見の違いもお互い受け入れ、それをどのように昇華させるかと真剣に考える時間がとても有意義でした。自然に役割分担が決まり、それぞれの強みを生かしながら、誰もドロップアウトすることなく取り組めたことがとても嬉しかったです。年齢も、仕事も違うメンバーとひとつのことに向けて考え、プレゼンを組み立てる経験はとても貴重な時間でした。ありがとうございました。

《STRAMD》

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