2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

エモーショナルビジネスデザイン論1

日付
2016年10月10日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:折坂 聡彦

あくまで零細ウェブ制作会社の経営者としての捉え方であり
ベンチャー企業のような視点と中小企業のような視点が入り混じったものとなっております。

授業で気になったポイント
 
競争優位の終焉
競争優位の期間を持続させることが難しいと授業であったが
これは、IT業界にいると強く実感する。
一つサービスが出てきてシェアをとっても、1年後同様のサービスや違う形での強豪が現れることがザラに起きている。
このような現象に対して、追いかける側、追いかけられる側の戦略は具体的にどのようなものがあるのか興味深いところである。
 
競争相手の定義すら難しくなっている。
グローバル化、デジタル化が進むことであらゆる産業がテクノロジー化 業界の垣根が消滅競争相手の定義すら難しくなっている。
自分の本業であるウェブ業界で考えるとクラウド技術の進歩に伴うアマゾン、グーグルがもたらすIaas,Paasの台頭によって
いわゆる物理サーバやソフトウェアの運用保守で利益を上げていた会社は大きく利益構造が変わったと思う。
また、今後は人工知能がウェブデザイン、制作においては中小制作会社のライバルになるのではと自分は考えている。
テクノロジーを敵と考えず、いかに味方につけ業務効率をあげていけるのかが
今後の生き残りのカギとなるだろう。
 
現状維持は通用しない
これも同意、新しいことにチャレンジしつづけて、結果として現状維持ぐらいの決算に落ち着くのが実体験
イノベーションは、メイン事業と平行で行うべきもうひとつのコア業務
大企業ならそうなるのであろう、
社内の人材やリソースの取りまとめが苦労しそうだなと感じる。
 
変化の激しい時代に対応するべく仮説検証型の事業創造
ビジネスモデルキャンバスとリーンスタートアップ
いかに無駄な動きを抑えて、スタートできるかが重要であり
それに耐えうるチームが重要。
 
小さい会社は成功ビジネスをつくる
他の真似でも、類似サービスがあってもいいから成功サービスをつくる!!
クライアントは比較して購入を決める会社もあれば、
知り合いというだけで、他に類似サービスがあっても購入してくれるところもある。
とにかく、会社を存続させることが重要である。 

《STRAMD》

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