2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2016年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

戦略経営デザイン論5

日付
2016年09月07日 00:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:原 稔典

記:原 稔典

9月に入って前期発表大会がかなり迫ってきた時期の授業。

ブログをサボっていて、後期発表大会も終わった3月に、補講用ビデオを聴講しつつ書きました。

1年間の授業の中中西先生が何度も言われた話が最初に出てきました。
 ・欲識を持ち、自分が何故そう思うかを考えつつ思考を進めることが大事
 ・答えを覚えるのではなく、良い質問と答えの導き方を会得すること

結局のところすぐにできるようになることではないとも思いつつ、これからも忘れずに、
日々想起し直していきたと思います。

事例は福武書店の紹介でした。
「岡山の一介の受験産業で終わりたくない」という強い思いを持った創業者からの依頼から
始まったとのこと。

最初は様々な書体が混在していたロゴの統一、その後ブランド作り、ベネッセへの社名変更、
人をモチーフにしたシンボルのデザイン、とベネッセの発展の歴史がCI活動とともにあった
ことがよくわかりました。
その過程で、文化機関としての企業、人間機関としての企業をより重視していくことも興味
深く伺いました。
美しい直島の地中美術館も紹介されました。

最後には最近の情報漏洩の問題にも触れられました。
これは、第3次CIの後のイメージマーケティングの大失敗とのことでした。
また、失敗はしたが、復活に期待するとのことでした。
進研ゼミでなじみの深い会社の変化をとても興味深く伺いました。

最近の失敗について考えると、ブランド構築により会社が発展していく大きな動きと併行して、
会社の中ではいろいろな人間模様があって、一部の人にはブランドの価値が理解されない
ということもあったのかも知れないと思います。

キーとなる社員がしっかりと会社のシンボルとかCI活動の背景にある哲学とかを納得感を
持って理解して、実践に繋げることが大事かとも思います。

中西先生に作って頂いたうちの会社のロゴも大切に守っていかないといけないと改めて感じています。

 

《STRAMD》

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