2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2015年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

美的感覚練成論4

日付
2016年01月27日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:青柳 好典


美術史と聞いて、皆さんは、好き?嫌い? 得意?不得意?
今回の講義を通じて、私は「不得意」軸から「好き」軸に変わった、
そんな気がする。

今回のテーマは、「美術史を変えたイノベーション作品を選ぶ」
 
古代から現代までの西洋美術史の中から美術概念をくつがえした作品を事前に選び、
クラス全員で美術史のイノベーションの歴史を作ることが目的であった。
 
数ヶ月前、この講義の宿題が課せられた時、私は動揺した。
今まで美術史なんて全く触れたことも興味もない状況(不得意)で、
イノベーション作品を選ぶことができるのか?
私は、逃げ腰だった。
イノベーション作品は、人それぞれの考え方、捉え方によって異なる作品となりうる。
イノベーション作品とは何か?
作品の意味と表現を変化軸(変曲点)を意識して調べて、
今までとは異なる表現がイノベーション作品だ。


今までの私の美術史とは、若き中学か高校時代のテスト勉強で、
美術作品名、年代、作者を暗記することだったと記憶している。
しかし、講義受講後の私の美術史は、
歴史の流れに沿って、代表作品を鑑賞することで、
当時の時代を感じること、に変わった。

そう!美術史は暗記することではなく!!感じることだ〜!!!
美術史!おもしろい!!(好き)。


美術作品とは何か?
 
美術作品は、時代のアイコン。
 
後世に残る美術作品は、その時代チャンピオン。
 
時代の流れに沿って、美術作品から「知と美のデータベース」を感じることができる。
 
美術作品の変化の背景を知れば、過去の人々が何を感じていたのかがわかる。
 
美術作品を体感することは、過去にタイムスリップすることができるのでは?
 
以上、青柳仮説。



今回は、美術史のイノベーション作品を選ぶことが目的でしたが、
この講義を通じて、私は美術史、美術作品が好きになりました。
美術展にも積極的に行き、過去にタイムスリップしたいです。
金子先生、素晴らしい気づき、ありがとうございました。

以上

《STRAMD》

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