2014年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2014年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

後期課題ディスカッション大会

日付
2015年02月26日 19:00~
場所
デジタルハリウッド大学院大学
受講生の感想

記:栗原 知也

STRAMDでの1年間の総仕上げであるプレゼンテーション大会。
テーマは「どうすれば《世界から尊敬されるオンリーワン国家》を築けるか?」
みんな仕事と並行しながらも、これだけ注力して熱く議論する機会は、まずないであろう。

・1日目(2/25(水)):プレゼンテーション大会
我々Aチームの提案は「良心大国」。具体的な国家像の設定のところで、何度何度も組み直しをしていく中で、視点を変えることでやっと出てきたもの。日本・日本人に対する歴史的評価に立ち返って国家ビジョンの幹となるもの考え、その良さを引き出しながら国家を築く具体的な方策として、心が宿るお金に着目した。

プレゼンテーション(以下、プレゼン)当日、Aチームは「優勝」の二文字しか見えないという、準備で徹夜明けのテンションのまま会場入り。しかし教室内は他のチームの気合いと何か緊張した雰囲気がひしひしと伝わってきて、やや焦りはじめる。

プレゼンは1番目。プレゼン形式として寸劇を取り入れて行ったが、とにかくホット一息。あとは大船に乗って他のチームのプレゼンを「厳しく」批評すればよい。

いざ、他のチームのプレゼンが始まってみると、国家像の設定と内容に驚かされる。Aチームでも一度は考えてみたものの、まとまらずに通り過ぎた国家像に対して答えてきたチームもあり、「やられた・・・」という焦り。この5期生メンバーなのだから、当然といえば当然でもある。

各チームのプレゼン終了後、見学に来られていたSTRAMD修了生から厳しくも温かいコメントあり。こうして集まって頂けるのは貴重なコミュニティである。
あとは翌日のディスカッション大会次第である。とにかく暫定打ち上げに飲みに行って作戦会議へ。

・2日目(2/26(木)):ディスカッション大会
こちらから議論をしかけることで有利に展開したいところ。各チームからの鋭い質問・指摘と、その応酬合戦。みんなのこの1年、そしてこの課題にかけてきた想いがぶつかり合い、せめぎ合っている。
そうした中、幸いにもAチームに対するキラークエッションは少ないまま議論が終了。

そしてついに結果発表…Aチーム優勝!
素直に嬉しいし、そして何といってもチームメンバーに感謝。こうしてプレゼンに注力して深く議論できたのも、5期同期みんなの課題に取り組む姿勢・雰囲気であったのではないだろうかと感じる。5期同期にも、もちろん感謝である。

さてSTRAMDもとうとう修了。毎回刺激的な講義および先生方・5期みなさんとの議論を通じて、非常に多くの気付きや考えるきっかけを与えてくれた。
そして今、デザイニストとして仮免許を取得した段階であるといえるが、デザイニストとしてどう考えるか、アクションするか、という初動は身についたと感じている。今後は具体的に行動する段階である。

1年間、ありがとうございました!

《STRAMD》

ローディング中