2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

美的感覚錬成論1

日付
2011年05月12日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
思考:違って考える・禅の方法論
受講生の感想

記:高森 紗津樹

第9回 記:高森紗津樹

まずはじめに、授業から2週間近く経ってのアップであることを
深くお詫び申し上げます。

記憶がフレッシュなうちに書いた方がいいのは分かっていたのですが、
書かなかったことには2つ理由がありました。

ひとつは、
これまでもやもやしていた思考が授業後に一気にクリアになり、
これまで行き詰まっていたことを興奮気味に片付けていたこと。

ふたつめは、
ハイになりすぎて毎日帰ってくるとすぐ寝てしまったという、
途方もなく個人的な理由によるものでした。

ただ、
一気に2週間を駆け抜けるには十分なインパクトとパワーを
くれた授業であったことは間違いありません。

抑えつけられた思考を解き放ってくれた、
とても素晴らしい授業でした。

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<「美的感覚錬成術」第1回 思考:言葉を超えて>

ことの始まりはゴールデンウィーク前に配布された宿題からでした。

金子先生から4枚綴りのプリントが配られ、
1枚目の表紙には大きくこう書いてありました。

「問題1,2は、いわゆる「世界的難問」です。
自分の頭を使い、七転八倒して考えないと、この講義参加が全く無駄になります。
どんな風に考え、どういうアプローチをしたのかの発表をしていただきます。
よい連休を。」

講義参加が全く無駄になるとは、
これは一筋縄じゃいかないはず。。

逆にもし、七転八倒して考えたら、
どのような未来が待っているのだろうか?

その期待感からゴールデンウィーク中は暇さえあればずっと、
課題のことを考えていました。

課題は以下の4問。

【1】変換の発見:
図形からある法則性を見つけ出し、最もシンプルな解を目指す。

【2】考案「百丈野狐」:
なぜ、因果に落ちずで狐になって、因果をくらまさずで、野狐を脱し得たのか。

【3】考えて考えて考えつくす:
ある立体があるとします。表と裏が完全に裏変わり、
なおかつ同じ形が保全される形と変換のしくみを考えなさい。

【4】問題:
「美的感覚錬成論」と題されたこの講義科目に、
あなたが期待する<講義内容>は?

ゴールデンウィークはとにかく時間があれば
問題の答えを考えていました。

実家に帰っていたので、家族と問題を共有し、
家族みんなでもディスカッションを重ねました。

それでも自信のある解答を導きだせないまま、
授業の日がやってきました。

一番の衝撃的な解答だったのは【1】の解でした。

「シンプルな解」というのがキーだったのですが、
私はものの見事に罠にかかっていたことが判明。。

ある図形の変換規則をもとめるのですが、
線と面、大と小の関係に捕われてしまうと一生解けません。
そして私は解けませんでした。。

解答を言うとき、金子先生の言葉で印象的だったのが、
「それでいいと思えるかどうか、言い切れるかが大事。」

クリエイティブな発想が求められたり、
前例のないプロジェクトを立ち上げる場合など、
数字やロジックでは必ずしも説得、納得させることができない場面はあると思います。

それでも「これでいいんだ」と言い切れる力、
自分の考えを信じれることが重要で、
そのためには自分にかけていた、
あらゆるたがを外していなければなりません。

私は自分自身に「こうでなければならない」という制約をつけ、
その中で生きてきたことに気付き、
そして、自分でルールを作っていいのか!と思えた瞬間に、
様々なアイデアの波が自分の中から流れ出てきました。

それ以降、自分の考えや思いをまとめることに必死だったので、
後半の授業は正直頭に入っておりません。。
金子先生申し訳ございません。。

ブログを読まれている皆様にも申し訳ございませんが、
後半の授業はさておき、七転八倒してきてよかった、
期待以上の成果が得られて大満足な一日でした。

最後に、スティーブ・ジョブズのスタンフォード大学での
有名なスピーチから一言。

'Your time is limited, so don't waste it living someone else's life. '

(2011.5.30 記)

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

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