2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院 2011年度 カリキュラム@デジタルハリウッド大学院

〈後期課題〉討論会

日付
2012年01月19日 18:30~
場所
桑沢デザイン研究所
概要
ディスカッション大会
受講生の感想

記:杉 幸江

後期プレゼンテーション。今回は、なかなか出席が叶わず、チームの皆様にはご迷惑をかけつつも、メンバーの懐の中でかけがえのない経験をすることができました。最後の課題であり、せっかくのチャンスと、できる限りは自分自身のトレーニングをさせていただきたいという臨み方で、時間も押し迫っての参入でありながら、我儘な参加状況でした。
皆様本当にありがとうございました。

「ワノベーション」何を考えられるか、何ができるか、ワクワクする課題でしたが、実際に取り組んでみるとあまりに大きな課題に、最初は、何から考えればよいのか取り残されたような気持ちになりました。そこで、まず身近なところから掘り下げてみようかと少しづつ牛歩な感じで調べ始める・・・しかし、このことがとても勉強になりました。
この課題があってこそ、ことし一年触れた様々なことを確実に見つめて、これからに活かしていくためのベースができたように感じています。

・考えて考え抜くこと・・・その入り口を見ることができたような気がします。
・できる限り遠くを見て、手前の課題を処理する・・・常に心がけることとしての中西先生からのお言葉です。これは、日々の指針になり、勇気になりました。

人生、確実に半分は過ぎている年齢になって、客観的な視点から忌憚なく意見・アドバイスをいただける仲間がいる環境に身をおくことができたことにも感謝、感謝です。

書きつくせない程、本当にたくさんのものを得ることができたこの一年、清清しい気持ちで終了を迎えることができます。正直、お花畑を見た気がしました。雨上がりの澄んだ空気の中で、差し込んできた陽の光の中にあって、先へ一歩踏み出す瞬間のような・・・それは、これが終了ではなく、新しい始まりだから・・・。これから先、自分自身がどう消化して活かしきるか・・・そう、これからが本当のSTRAMD生としての始まりです!
毎日くじけそうな自分もいますが、忘れずにいたいと思います。

STRAMDに出会えて本当によかった!! ありがとうございます。
そしてこれからも・・・

受講生の感想

記:江幡 菜美

後期プレゼンも、「聞くは易し、行うは難し」そのものでした。
思考(あるいは概念、提案)のデザインもまた、表象のデザインと同様に訓練が必要であることを学びました。

私にとって「デザイナーのあるべき論」は中西先生です。先生は所謂目に見える「作品」をほとんど作らないデザイナーです。しかし、先生のCIのデザインはとても美しく、そしてワクワクします。新奇性があるのに、なかったことが不思議なほど当たり前に見えるアイデア、過不足なく、色とりどりで、概念から具体策まで展開豊かに、計画的に、大から小の最後まで、ピタァッッ…!っと納まる。目に見えないものを「美しい」と感覚し、またそれを覚えたのはSTRAMDに入ってからでした。

それを毎回拝見していましたが、やはり自らやってみるのは難しかった。。
自分の中の軸立ても思うようにいかず、アウトプットの選択、概念の展開、視点の位置、本当に無限にあるように感じました。
何度もブレたりひっくり返したりしてチームの皆さんにはご迷惑をおかけしましたが、それでも忍耐強く付き合って頂きました。そういった「良いものを作るための客観的意思(議論で感情的になったり、逆に甘えたりしない)」は、学生時代にはない経験を得られたと思います。

また自分の意見と、それを人に伝えた後にもらった客観的意見の再考。それが客観視を踏まえて改善されたものなのか、ただ単に意見がブレただけなのか、自分の弱い部分も浮き彫りになりました。「最適解」の言葉通り、無限の解の中から選別するにはどうしたらいいのか、とても迷いました。

こういった拠り所の無さを実感して、やはり自身のアイデンティティデザインの重要性、必要性を強く感じています。STRAMDの講師の先生方は、そのアイデンティティデザインが一本柱をもってなされているように見えました。独自の仮説と、思いと、そして実績。何者になるかを決め、他の色には目を移さず、ご自身の色を創造・形成されたからこそ、その分野で一流となり得たのだと思います。

私のアイデンティティは今なお模索中ですが、あちらこちらに揺れながらも1年前にSTRAMDを選択できたことは本当に褒めてやりたいです。とても楽しかった。
お世話になった皆さんに胸を張れるように、「えばっちゃん成長したね!」と言って頂けるように、visionを見据えて頑張ります!

1年間、本当にありがとうございました。
と、これからも勉強させて頂きます!

受講生の感想

記:小川名 珠梨

”WANOVATION”
それが今回のテーマ。
最後の課題はSTRAMDで学んだことをアウトプットできる集大成でした。
それはとても深いテーマです。私たち、チームはSTRAMD2.0という提案を挑みました。ご指摘はいろいろとありますが、最後の最後まで考えぬいた結果だったと思います。今回の提案は実現性を考えていたため、それが結果的に夢中になることができました。そして、このグループワークでチームで考えることの素晴らしさも同時に学びました。知らない情報、知識から魅力的な世界を見せてもらいました。メンバーが多様な分野や立場で構成されているのも STRAMDのいいところです。とことん話し合うことで、メンバーの見解を深く知ることができ、私には刺激があふれることばかりでした。長い時を共にすごしたり、なにか共に行なうことがチームでは大切だと思います。そういう意味でも、週末を費やして行なったグループワークの時間はチーム内での共感を生み出すことを容易にしたと思っています。日本の課題を真剣に語り合う機会は人生の中でなかなかありませんでした。このようなことを真剣に語り合える仲間に出会えたことにとても嬉しく思います。チームのメンバーには物分りの悪い私に丁寧に説明をして、私の意見を汲み取ってくれようとしたことに本当に感謝しています。

STRMADに通った日々を、今、こうして振り返ると、本当にあっという間でした。火曜日と木曜日は急ピッチで仕事を片付け、桑沢まで通いました。欠席したら、溜まったビデオ補講を朝からこなすという週末も多々ありました。ここまで、自分を稼動させたモチベーションはなんだったんだろう。
それはSTRAMDの授業がとても新鮮で、面白く、夢中になってしまったからです。考えても見なかったこと、知らなかったこと、刺激的なことがSTRAMDの授業にはたくさんありました。素晴らしい授業をしてくださった先生、授業サポートや運営をしてくださった事務局の方々、刺激的な意見をくれるSTRAMD仲間、そして、この一年仕事が忙しい中でも暖かく見守ってくださった会社の上司や同僚、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです!ありがとうございました!

受講生の感想

記:尾崎 勝悟

私のSTRAMDが終わった。うれしい・・・。本当に忙しかったから。
もちろん楽しかったし、勉強になった。中西先生や河野先生には特別な想いもある。
これだけ打ち解けて話せる友達がたくさんできたから、やっぱり寂しい。
でも、やっと終わっってくれた。

後期プレゼン大会、全く燃えきれなくてすいません。
忙しさを言い訳に傍観者になってしまいました。
水野さんの気合いに押されました。
収穫は、水野さんが使いこなすキーノートが欲しくなって、会社でMACと共に買いました。
後期Bチームは、大人チームだったので、皆さんのそれぞれの生きてる世界が反映された
仕事っぷりが見えて勉強になりました。
Bチームは、優勝できなかったけど、それ以前にチームに参加さえできなかった感じです。
燃焼不良で、、、、前期、後期通じて、自分の欠点がはっきりわかりました。
お山の大将でいられる自分の会社では経験できないことが得ることができました。
得るものが大きかったと負け惜しみを言っときます。

他チームのプレゼンでは、やっぱり優勝したCチームのプレゼンは好きだったな。
前向きさ、未来への構築というものがあって。



この一年、あまりにも多くのことが変わりました。
その2011年に、STRAMDに通って本当に良かった。
でも、私の人生は、実践こそがすべて。
目に見える成果、評価、魅力をだせるようにすでに動いています。

ゴールよりも「ディレクション」を常に目標とする。(STRAMD Prospectus10より)

この言葉を大事にして。


受講生の感想

記:角田 健男

後期テーマの”ワノベーション”

私たち 'チームA' はメーカー社員や経営者、大学生など
さまざまな分野のメンバーから構成された、
ほかのチームとはちょっと異質なメンバーでこのテーマに挑みました。

いろんな世代・経歴のメンバーが
真剣に”ワノベーション”について議論を尽くし
結果導き出した答えが”日本を好きになること。”

難しい言葉を使わず、自分たちの言葉や思いを大切にプレゼンに挑んだが
思うようには伝わらず、とても歯痒い結果となってしまった。
しかし、STRAMDの教えをベースに、
世代や経歴を超えて議論できたこの経験は
他に変えることの出来ない財産であると思います。


プレゼン大会については、各チームの特色が表れたものでした。
その中でも 'チームD' のプレゼンが
本当の意味での”ワノベーション”だったのかもしれないと
個人的に今も思っております。

相容れない発想を協議し、複数の回答を導きだした。
部分最適かもしれませんが、
今の日本のおかれている状況を象徴している姿のように感じ、
妥協調和することなく最後まで進めた内容は、
真剣に課題に取り組んだ結果だと思います。

また、そのようなプレゼンを最後まで止めることなく聞こうとした
講師陣や生徒のみなさんの大人な対応、
「色々な主張があって面白かった」の中西先生のコメント、
本当に印象的でしたし、あたたかさを感じました。

さて、STRAMDで学んだ一年間、
これからの活動に生かすことが本当に重要です。
”あたため”の時間は必要かもしれませんが
イニシエーターとなって活躍できる日を夢見て...。

一年間ありがとうございました。

受講生の感想

記:奇二 正彦

僕にとってSTRAMDで学んだ一番大切なことは、
中西先生が繰り返し繰り返しおっしゃった「理念」です。

WHY TO
なぜそれをするのか。

そういった意味で、ワノベーションは単なる課題という枠を超えていました。
これからどうやって生きていく?という問いと直接リンクするからです。

Cチームが出したSTRAMD2.0は、人、理念が有機的に影響を与え合い、
新しいものが生成するプラットフォームとなる可能性を持っています。

あとは行動あるのみ。
仮説、実践、検証をくり返しながらクリエイティブに、ロジカルに、
ビジョンを作ってゆけたらと思っています。

一年間、熱い授業を行っていただいた先生方に感謝いたします。
そして出会えた2期生の皆さん、
これからもよろしくお願いします!

奇二正彦

受講生の感想

記:北山 美優

後期は「ワノベーション」というお題が与えられましたが、他チームのプレゼンテー
ションを拝見し、前期に比べると、よりチームのカラーが際立ったもので、愉しく、
また、勉強になりました。

STRAMDのプレゼンテーションは、殊に、参加者の皆の意識が「STRAMD」で学んだ
ことを生かす、というミッションの元にあり、その上で、それぞれの専門性や得意性
を発揮しようという意志があるため、プレゼンを見ていても、取り組んで

いても、「プレゼンテーション」を超え、色々な意味で、大変やりがいを感じましたし、
学びも多いものでした。

「タイムリミット」の中で、「より多面的かつ深い調査と考察」の上、対象へ伝わる
よう場所と時間をデザインする~~~と認識していた当初、まずは思い切りメンバーと、
やり合うべき、と思っていましたが、当チームにおいては、大変熱いディスカッション
を経たのにも関わらず、いっこうに!!収束文脈、構造を見いだすことができない状態
でした。

しかし、それ以上の「何か」を体感として、捉えることができたように思えました。
ややもすると、形や、ルールなどにとらわれすぎて形骸化してしまうこともあると思い
ますが、今回は、形にならなかったものの、チームのメンバーとのやりとりの中で
「大切にしていきたいもの」が何なのか、というところを身体で、掴め、確認し合えた
気がしました。

プレゼンテーションを迎え、やっとスタート地点にたてたという感があります。
大変有意義なプロセスでした。メンバーに感謝します。

~~~~~~~~~~まさに破壊的創造「寸前」!

~常に対象を意識した、独りよがりにならない表現~

中西先生のコメントは大変ごもっともで、本当に、人はすぐ人の存在を忘れてしまう
のだ、という事実を目の当たりにしました。

いつも鏡、自己は自己のためにあるのではなく、他者とともに存在するということを
改めて肝に銘じた最終回となりました。

これまでご指導いただきました先生方、本当にクラス内外、ありがとうございました。

2期生の皆様、本当に有り難うございました。
そして今後とも、どうぞ末永くご指導のほど、宜しくお願いいたします。

受講生の感想

記:小島 寛之

STRAMDの1年通して思ったこと

まずは、ハイブリッドについて。
ハイブリッドとは右脳、左脳など、2つのことを生じて使いますが、実は2つ以上のことを指すがことが一般的。2つ以上使うことをハイブリッドとし、3つ以上のことを狙うことが大切で、それをSTRAMD通じて感じました。

思いと行動

自分の思いからアクションへ、そして行きつくところ、色々な方々と会い、また次の思いが作られて次のアクションへ。それでいてSTRAMDの講義はインプットの場でした。そして、皆さんと一緒に色々なところに外出したり、個人でもアクション起こしましたが、それはアウトプットの場でした。そのインプットとアウトプットの循環サイクルをトライアル的に繰り返すいい修羅場でした。なによりそのInとOutの途中にある自分内の回路プロセスを作り込むことが少しでもできたあたり、ここを集中的にデザインする=STRAMDは、自分をデザインするためのいい修練場だったように思います。
 
宇宙開発とSTRAMD

自分は今まで、仕事上では自分の主体性で今まで仕事してきていません。職場環境は閉鎖されたクリーンルーム内で大型の真空試験設備とその試験対象物(人工衛星や液晶、半導体、太陽電池など)を相手に、ここ10年間ずっとその真空設備を開発・試験運用してきている真空技術のテストエンジニアです。地上で模擬的宇宙空間をずっと作り続けている自分にとって、試験対象物のなにか一つでも壊れたら即、人の命に直結するところから、ずっとある意味、緊張感の中で、自分の主体性を排除して仕事してきています。宇宙の人工的な空間はギリギリのところで動いているので、システムに余裕がない環境下では、人の不確実性な判断が、人やそのシステムを殺します。安全リスク上「人は必ず過ちをおかすもの」、これが基本で、できるだけ人の不確実性を排除するシステムを作ってきました。(それでも失敗します)。そんな緊張感と主体性を二の次に生きてきた自分にとって、STRAMDへ来てからほっとする温かさと感動がそこにはありました。なぜなら皆さん1人1人が個性的で自分の意志を持って、それでいて主体的に活動しているエネルギーの温かさを感じたからです。人の営みがここにある、人ってすごいなと、これにはとても感動してしまいました。リアルな宇宙は過酷な世界ですが、皆さんの持っている内宇宙は、本当にすごいなあとも思ったあたり、感動の連続がそこにあったと思いますSTRAMDの場こそ内なる宇宙開発の現場でした。

最後に
 今年は、震災や原発の影響の影響で、安全に関する意識が変わりました。宇宙や職場で感じる緊張感や危機管理を地球上で感じる時代になってくると思います。これらを逆に地球上で生かしていくことができないか?それをうまく利用することで地球の安心感、システムの余裕を広げられないか、その想像する力をSTRAMDの場で少しでも鍛えることができたかなと思うところ、STRAMDに入ったよかったなあと思います。これも皆さんとお会いしていなかったら、知りえなかった境地でした。本当にありがとうございました。

受講生の感想

記:小林 孝至

後期のプレゼンはSTRAMDの総括ということで、発表に向けてチームメンバーといろいろ話をしながら自分の中の思考をまとめる良い時間になりました。ただそれ以上に、チームメンバー全員が献身的に最後までやりきってくれたので、本当に感謝です!

そして我々の提案は、”STRAMDの考え方をどのように啓蒙していって、世の中に革命を起こす準備をしていくか”ということ。これからは、その実践です。

さて、プレゼンの模様ですが、”墨で描いた格好良すぎるタイトル”、”センスの良い素敵なプレゼン資料”、”心地の良いアナウンサーのような声”、”ほのぼのとした冗談”、”ルール度外視の主張”など、個性満載でした!見ていてそれぞれのメンバーとの一年間の思い出を振り返っているようで、懐かしさを感じていました。しかし、そんな感じで楽しみすぎていたので、内容について頭が回っていませんでしたが。。。生徒失格(笑)

最後になんといっても感動したのは、”ルール度外視のプレゼン”に対する中西先生の発言。ルール度外視の為、途中で止めて怒る人がいてもおかしくない状況の中で、”色々な主張があって面白かった!”とお話になりました。そんな人物に私もなりたいです!中西先生、本当に一年間ありがとうございました!

受講生の感想

記:佐久間 芳之

湘南72候

ここまでのプレゼンを出来たことに、後期メンバーに感謝いたします。私としては、前期プレゼンでの反省点を踏まえて望み、その課題については、ある程度クリアできたと手応えを感じることができました。ご指摘いただいた課題については、実践で取り組んでいきます。

発表の討議として私が望んでいたことは、内容の良し悪しよりも、どうしてその提案をしたのかというチームや個人の根底にある想いや考えでした。内容については、いくらでも突っ込みをする事は出来ます。それはそれで詰めの甘さをふりかえるにはよいのですが、それ以上に、このテーマを多忙の中、時間を使って議論し、プレゼンのための準備をした意義やこのテーマを考える本質はどこにあるのかを深淵することが大切だと考えるからです。

その意味では、プレゼンをDe・SignしたDチームのみなさんのコメントは秀逸でした。下手なプロジェクトマネジメントやチームビルティングなどの話よりも真実を伝えてくれました。大変感謝します。あらためて、ビデオに収録されていれば見たいと思いますし、DVDに録画して、もらいたいくらいです。
「共有できなかったようで、何かが共有できた」という言葉は大変な発見でした。それは、共感があって初めて形として共有できることの一面を表しています。私の経験で言えば、会社の中で情報共有という言葉を聞くほど、実際は共有していないと感じる状況がありました。それは、心から納得しない自分がいたからです。

もう一歩、この言葉を深めて考えるならば、「顕在している共感と言葉にならない共感」があるのではないか。長い時間を共にした仲間だからこそ、言葉にならない共感があったのではないかと。その言葉にならない共感を見えるようにしていくことが、これからの私たちが実践するデザイン思考なのではないでしょうか。

私は、Dチームのメンバーが話す姿は、働く人の「真実の瞬間」として美しかったです。

受講生の感想

記:末次 真緒

「STRAMDの効用」

□ 年齢を越えた、尊敬できる人がたくさん見つかる。
□ 「知」の宝がちりばめられているので、いくらでも自分で発見できれば持ち帰れる。
□ 今まで読んでいた本が、違う内容にみえてくる。
  今まで普通に歩いていた街並みが、違うものにみえてくる。
□ 追われる生活から、講義の日が待ち遠しくなる生活に。
□ バックグラウンドの違う人が混ざり合うので、自分の弱いところが
  痛いほど明らさまになる。だからこそ解決しようと動き出せる。
□ 違いのある人が集まると、もともと持っている個性がイキイキと輝きだす。
□ 余白ができるようになる。時間は創るものだと改めて気づける。

*あくまでも個人の感想です、体感には個人差があります*


私は漢方に携わる仕事をしているのですが、授業を受けながらいつも感じていることがありました。
漢方薬は、出された薬を飲むだけでもある程度は効く、
でも+α 自分で生活を改善すると、もっとよく効くし、結果がでるのも早い。
それと同じように、STRAMDもただ講義を聞いているだけではなく、
自分の中に落とし込み、実践していくことで、その効果はぐんぐん上がっていく。
「自分がどうなりたいか」、にそっていくらでもやれることのある場がここにはありました。
そして、これからも・・・

懐が深く、惜しみなく自分の仕事、人生のエッセンスを教えてくださった先生方、
円滑に進んでいくようにサポートしてくださったスタッフの方々、
そして、たくさんの刺激をくれた同期生の皆様に、感謝の気持ちでいっぱいです。

ワクワクは感染する。
ワクワクと生きている人にこんなにたくさん出会えたことが
私にとって本当にうれしいことでした。

最初の頃教えていただいた「デザインはあらゆる分野の共通公分母である」という言葉に感動し、
ワクワクし始めたことを昨日のことのように覚えています。
STRAMDが年を重ねるごとに、人数が増えワクワクが増幅していく場になっていくと信じています。
これからも,どうぞよろしくお願いいたします!!!

受講生の感想

記:高間 亮行


後期のプレゼンテーマは「wanovation」。

約2か月の準備期間を経て、私達のチームが至った結論は、日本をより良くするためには、日本で起きている事象を他人事と思わず当事者意識を持ち、自分にできることや自分の会社でできることは、小さなことでも一つずつ積み上げていくこと。そのためには、まず「日本を好きになること」。

プレゼンでは、シンプルに伝えることにこだわり、やりきった感はあるのですが、結果として思うように伝わっていなかったこと。改めて、「伝えたい」ことと「伝わる」ことに差を詰めることの難しさを実感した良い機会となりました。

なお、プレゼン内で「wanovation」を書で表現しようということになり、2点の書に挑みました。1つは、シンプルに「wanovation」と書き、日本を表すため「wano」の「o」を日の丸にしたもの。もう一つは、「wanovation」という9文字で「愛」と書いた英漢字。

他のチームは、私達のチームとは異なるアプローチで現在の日本を見つめ、将来の日本像を描いていましたが、それぞれプレゼンの内容も見せ方も素晴らしいものばかりで、いい刺激になりました。

この「wanovation」というテーマは、今回のプレゼンで終わりではなく、これを良い「きっかけ」として、今後各自がそれぞれの道で、小さなことでも実行していくことが大切だろう。

受講生の感想

記:高森 紗津樹

後期のプレゼン大会は、大変でした。
話合いを設定する大変さ、話合いに参加する大変さ、自分の意見を伝える大変さ、意見をまとめる大変さ、テンションを上げる大変さ、資料を集める大変さ、プレゼンする大変さ、様々な大変さがありました。
チームの皆さんには本当に心から感謝しています。ありがとうございました。
そして他のチームの皆さんのプレゼンも素晴らしかったです。
STRAMD2.0にはぜひ参加したいです!!(2.0と言わず、これからのSTRAMDも!!)

STRAMDでは講義を超えて、
人とのつながりについて学ぶことの方が多かった気がします。(すみません勉強は苦手で…)
わくわくドキドキの学生気分抜けきれないオリエンテーションから始まったことを思えば、
濃厚な1年を過ごさせていただきました。

正直なところ、色々と悩み事だらけでもありました。
ニキビもできて大変でした。(今はきれいになりました!)
しかしそれ以上にSTRAMDでは最年少組の私の意見に真剣に耳を傾け、
真剣に意見を返してくださった皆さんに心から感謝したいです。
ありがとうございました。
そして社会人3年目になった時にもう一度受講したいです…!

1年間、素晴らしい学びと経験をありがとうございました。
そしてこれからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

受講生の感想

記:井尾 佐和子

【STRAMD】
『2011年 自分にとって分岐点だった』
そんなふうに、数年後思う日が来るコト。
今からすでに想像ができるくらい濃い1年になった。

後半の課題のテーマは「ワノベーション」

課題では「チームでの取り組み」という部分から学ぶコトが大きかったように思う。
普段では年齢や、キャリアへの意識が大きく、発言を控えてしまう事も多いと思いますが
Aは皆 誰も発言を控える事なく、議論できたと。
ですが自分の軸でしっかり「私はこう考えます」と主張し、
また説得ではなく納得させらるロジックを構築してお話することは難しく胃が痛む事で。。。
仕事であれば、覚悟というものからか、自分の正しいと思う方向へ猪突猛進すれば良いですが、
チーム課題というのは経歴からしても慣れていません。
これは先生がおっしゃっていたように「日本人はチームプレーが苦手でデザイナーもそう」という弱点そのものだと痛感した。
私がデザインを学んだ大学では自分の考えたコンセプトからアウトプットまで全て自分で形にするため、社会人になって役割分担しながら同じ方向へディレクションしていくことの難しさを日々痛感していますが、自分がデザインしない事も増えている今 ディレクションというものの重要性を課題でも痛感した。

そしてこのSTRAMDの授業は自分の背中を大きく押してもらう機会だったと感じている。
これまで社会に感じてきた「矛盾」を自分が正しいと思う方向とSTRAMDであるべきとされていた内容は近いと感じる事ができたから。
というより、PAOSが手がけたCIプロジェクト開始からこれまでの30年がまさに私の生きた30年であるから当然かもしれない。
そしてこの30年から先を私達卒業生達はどう社会で自分の畑でディレクションしていくのか。
課題を通じてAチームだけでなく他チームも根っこに、日本をどうしたら「誇れる国」になるかというこがあったとおもいます。また 「自国を好きな国と言える子供達を増やせるか」という軸
は私の中で大きな課題をきちんと仕事でも課題にしたいと考えたい。
そしてSTRAMDが終ってようやくスタートです。私が仕事を通じて掘り下げて行きたい「女性の感性を活かした表現や働き方」という軸と合わせて、このテーマは掲げ続けていくコトになると思います、そして数年後、何かしらプロジェクトの一部に今回の課題で与えてもらったきっかけがちりばめられるよう、皆に同級生として認めてもらえる様努力したい。

皆さんと出会って、自分個人の課題もたくさん見つけさせてもらった。
卒業後もこれからもストラムドの和を広めて行きたい。
先生方、そして同期の皆様これからも宜しくお願いします!!

受講生の感想

記:水野 可奈子

ついに、ついに終わってしまったSTRAMD・・・。
あまりにも楽しかったのでSTRAMDに通わない日々が想像できないくらいだ・・・。
さて、そんな高密度な1年の締めくくりに相応しい、濃密なプレゼン大会について
最後に綴って終わりにしよう。

「本質と技巧」
私の職業はWEBプロデューサーである。自分では直接手を動かす事はないが、
案件の目的や特質などを考え、イメージを固め、最適なアウトプットをご提供すべく日夜奔走している。社内の制作スタッフには、お金や時間も大切だが、できるだけ質の高い成果物を産みだして欲しいので、その分私が納期や金額や品質レベルについて意識していく役割だと思っている。

その癖が・・・どうにも自分に染みついていることを痛感することになった。

今回個人的な目標として、プレゼンテーションの見せ方についてこだわりたかった。
仕事ではなかなか実験的な表現に挑戦しにくいので、こんな絶好の機会を
活かしてみたいと思っていた。そして、二期生25名を見渡しても、このプレゼンの表現で強敵となりそうな事をやってのける人物は数名しか思い浮かばない。
ということは、ここに抜きんでるだけで、グッと勝利への確立が高くなるわけだ。

びゅーてぃふるえもーしょなるどらまてぃっくぷれぜんてーしょん!

これが今回の私の裏テーマのタイトル。その名のとおり、まるで一本の映画のようなプレゼン、泣かせるくらいのプレゼン、そんなものを半ば本気で狙っていたわけである。

最後にスライドの完成度を高めるのは自分の役目。
そう決め込みつつ、ブレストの行く先を見守る。当初私が持って行ったアイデアは2案ともボツったが、個人的目標は内容よりもプレゼン表現になってしまっているため、正直よっぽどあり得ないネタに決まらない限り、我がボツネタに執着は無かった。ただ、しっかりと具体案まで提案すること、概念だけの提案にとどまらないことにだけは、こだわりたかった。

プレゼンの日から逆算し、この日からはスライド作成に着手したい。と思う時期を
越えても、ブレストはまだ続いていく・・・。どうすんだ、一体いつになったら
固まるんだ・・こっちは最後に形にする役目なのに、終わらなくなるじゃないか~~~!!

この猛烈な苛立ちと焦りを最小限に隠しつつ、打ち合わせに参加していたが、
そろそろ痺れが切れてきたあたりで、勝手にスライド作成に入り出し、内容の詰めと同時進行になっていった。自らがが内容の固めも行わなければならないパートもあり、意外に時間がかかっていく。まさか・・まさか前期と同じような地獄の最終日を迎えることだけは避けたい・・悪夢のようによぎる、あの朝、、。ブルブル、、よそう。悪いイメージは悪い結果を招く。

異 常なまでのスライドへの執念が、多忙で途中の打ち合わせに参加できなかったメンバーを驚かせたかもしれない。尾崎さんはある時から「水野さんすごい」しか 言わなくなった。きっとキーノートを駆使する私の背中から尋常じゃないオーラが立ち昇っていたのだろう。完全に力の入れどころがズレてきている。
誰にも止められない勢いでグラフを回転させ、表を右から左へ動かしまくる。
もはや口出しするメンバーはいない。というか、出せる空気じゃない。
正に独壇場だ。

一方で内容を深く掘り下げる他メンバー。正直、頭のほとんどがキーノートに支配されている私からすると、もはやどうでもいいと思われる考察がギリギリまで続く。そう、一番恐れていたギリギリの展開、、。

結果的に、私は学びを得た。それはディスカッションでの他チームメンバーの言葉がきっかけだった。
とことんまで本質を追求した議論をしたいと思った。というような言葉。
そうか、、それが真の姿だ、、

味はそこそこ、だけど豪華な器に入っているうどん。
器は簡素だけど、味が最高に美味いうどん。

そのどちらに価値があるだろう。
時と場合による。バランスが大切。豪華な器に最高の味がベストに決まってる。色々な答えがある。そもそも比喩が正しくないという意見もあるはずだ。

でも私は気がついたのだ。
自分の仕事への向き合い方について。
私 はある一定のレベルをクリアした味であれば、それ以上の差は器や店構えやサービスで勝負するべきだと、強く考えて仕事をしてきたのだ。逆に言うと、味自体 の違いをそこまで理解できる客なんかいない、美味しく感じさせるテクニックこそ命だと。間違っているとは思わないが、一部間違っている。間違っていたのだ。
味の違いはわかってしまう。客の舌はあなどれない。どんなに器が良くても、隣に美味いうどん屋ができたら、そっちに行く客は必ずいる。つまり当たり前だが、 中味も大切。見せ方だけでなく、本質をギリギリまで追求することは、絶対的に大切なのだ。そのバランスが見せ方、つまり技巧に偏っていくのは、私の子供の頃からの悪癖で、私自身が一番よくわかっている。
大人の真似をして急いで書いた、文体が薄っぺらで何も感じていない読書感想文、鉛筆の種類や書き方ばかり気にして、対象物に感情移入できていない、薄気味悪いデッサン。

技巧に走って本質を見失った物体が放つ空々しさは知っていたはずなのに、またもや自分の中でそのバランスを上手く取りきれなかったのではないか。

誤解の無いように言っておくが、今回の我がチームのプレゼンは、決して中身の無い物体ではない。私以外のメンバーがギリギリまで本質追求を傍で行ってくれていたわけで、かなり細かいところまで考察できていたと思っている。
ただし、それを伝えきれなかった。
つまり、技巧をも極めきれていないくせに見せ方に終始走っていた、自分の中途半端さに嫌気が刺す。

では器と味、両方ハイレベルに持っていくにはどうすればいいか?
答えは時間の読みだ。25分のプレゼンを25分と考えてはいけない。予め15分と考えて、全てのプロットを組み立てる。その読みが結局は全てを成功に導く鍵である。

結果はとても悔しい事となった。

講評で先生方が仰っていた、他チームへのご意見は、自分が感じたこととほぼ同じで、プレゼンが何たるかはわかっていたはずなのに、実行できなかった悔しさ、中西先生を唸らせる事ができない不甲斐無さに落ち込んだ。渾身のプレゼン表現については秀逸と評価をいただいたが、すでにキーノートの呪縛から解放され、自分を取り戻していた私は、手放しの喜びというわけにはいかなかった。

年甲斐も無く、ディスカッションで機嫌の悪さを露呈した事をこの場をお借りしてお詫びしたい。それも含めて、様々な貴重な気づき、学びをいただいたことに感謝すると同時に、ここまで一生懸命に取り組んでいた自分が愉快でもある。

優勝を逃した悔しさと、二度と戻れない教室での日々を想う寂しさで涙ナミダの打ち上げだったが、最高のクラスメイト達の笑顔を明日からの活力とさせていただき、最終日を終えることができた。
人生の中間地点で、こんなにも充実した場を体験することができ、なんという幸運だろう。幸せとはこういうことだと思う。

先生方、みんな、本当に本当にありがとうございました!
これからも、どうぞよろしくお願いいたします!
あ、キーノートの使い方、いつでも聞いてください。笑

デジタルハリウッド大学院と連携5年目 2017年度第8期開講

《STRAMD》

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